お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次(53)がMCを務める朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)が2023年3月をもって終了することが発表され、一部ではヒロミ(57)が知番組のMCに内定していると報じられるなど、その動向に大いに注目が集まっている。
「17年にわたって続いた『スッキリ』を打ち切るということもあり、日テレはかなりの大改革を計画しているようです。後番組の『バゲット』も同じタイミングで終了することが発表されていますが、さらに前番組の『ZIP!』も含めて、午前中の番組全体の大改革に乗り出す方針のようです。
現在、午前5時50分から8時まで放送されている『ZIP!』ですが、スタート時間はそのままに9時まで放送時間を拡大するそうなんです。190分、3時間強の番組になるということですよね」(制作会社関係者)
■日テレの狙いは“朝ドラ&『ラヴィット!』潰し”!?
2021年3月、桝太一氏(41)と徳島えりかアナ(34)に代わり、水卜麻美アナ(35)が単独MCに就任。水卜アナのMC就任に合わせてスタート以来、初めて番組ロゴや番組セットを一新したが、2023年4月からはさらなるリニューアルが行われることになるようだ。
「狙いはNHKの朝ドラと絶好調の『ラヴィット!』(TBS系)を潰すことだと見られます。これまで民放の朝の情報番組は午前8時に終わって次の番組にバトンタッチしていました。そのタイミングでNHKにチャンネルを変えて朝ドラを見るという視聴者も少なくなかった。
ただ、来年4月からは8時以降も『ZIP!』はそのまま放送することになるそうですから“朝ドラはもういいか”と、そのまま日テレを見続けるという人も出てくるはず。時間割のテクニックですよね。
朝ドラは世帯視聴率はいいものの、見ているのはほとんどがシニア層。それに世帯視聴率も年々下降傾向にある。一方、民放は世帯視聴率ではなく13~49歳のコア視聴率を重視していますから、日テレは朝ドラとの世帯視聴率狙いをやめて、コア視聴率をしっかりと狙いにいくのでしょう」(前同)