ジャニーズの人気グループ・Snow Manが12月22日、来春に東京・新橋演舞場で上演される主演舞台『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』をもって同シリーズから卒業することを、全国ツアー千秋楽の名古屋公演内で発表した。
同シリーズは、10月31日をもってジャニーズ事務所の副社長を退任し、同社を電撃退所した滝沢秀明氏(40)を座長に、2006年に『滝沢演舞城』としてスタート。2010年に『滝沢歌舞伎』と名前を変え、滝沢氏が芸能界を引退して裏方に回るまで彼のライフワークになっていた。
2018年末をもって滝沢氏が芸能界を引退すると『滝沢歌舞伎ZERO』と改題し、2012年から8年連続でシリーズに出演してきたSnow Manが座長に就任。グループの人気を支える原動力的な舞台として多くのファンに愛された。
『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』の演出は、滝沢氏に代わってSnow Manのメンバー9人で務める。
■滝沢秀明氏の電撃退所で来年予定の『滝沢歌舞伎』に“異変”
今年4月には、2023年春から夏頃に『スーパー滝沢歌舞伎ZERO』としてアジアや国内の大規模会場で上演する構想を発表していたものの、関係者によると、Snow Manの卒業を受け、来春以降の上演については未定だと、12月23日付のスポーツ紙などが報じている。
11月2日配信の『スポニチアネックス』では、『滝沢歌舞伎ZERO』の2023年の公演は“ドーム級”の巨大会場での開催を計画しているとも報じていた。
滝沢氏自身も4月に「来年は『スーパー滝沢歌舞伎ZERO』というものを実施したい」「花火を打ち上げるくらいの規模でやりたい」と意気込みを語っていた。
ところがその滝沢氏がジャニーズ事務所を電撃退所。SNSには「滝沢歌舞伎どうなるの」といった声が上がった。
滝沢氏に代わってジャニーズアイランド社長には元V6の井ノ原快彦(46)が就任。ファンからは『井ノ原歌舞伎』になるのでは、といった意見も寄せられたが、井ノ原は「僕の名前はつけないと思います」と否定。演出については「才能のあるタレントや、もしかしたら外の演出家にお願いするかもしれない」と示唆していた。