道の駅マニア平賀由希子「驚愕のご当地グルメは広島県の…」麻美ゆまのあなたに会いたい!(後編)の画像
平賀由希子(左)と麻美ゆま

 前回に続いて、全国津々浦々、1188か所の「道の駅」を巡っている、平賀由希子さんとの対談です。平賀さんは昨年、『マツコの知らない世界』(TBS系)にも出演された“道の駅スペシャリスト”。前回の対談では、そんな平賀さんにオススメの道の駅スイーツを教えてもらいました。一方で、クマも出る北海道のキャンプ場で、節約のためにスルメとようかんだけの食事をされるなど、なかなかデンジャラスな女一人旅をしていることも発覚。今回は、皆さん、お待ちかねの道の駅グルメについて聞いちゃいました!

ゆま「その地域ならではの特産品を使ったグルメが楽しめるのも、道の駅の魅力ですよね。その中でも、平賀さんが食べてみて、超絶においしかった逸品を教えてください」

平賀「はい。まずは、北海道から。道南にある道の駅『北前船 松前』の、『松前岩のり段重』です」

ゆま「のり段重って?」

平賀「ひと言でいえば、のり弁当ですね。ごはん、岩のり、ごはんと、段になっているんです」

ゆま「あ~、分かりました」

平賀「実のところ、のりは好きじゃないんですけどね。オニギリも、のりなし派ですし……でも、そんな私でも、ここの岩のりは本当においしくて、感動しました」

ゆま「のり嫌いも、ハマってしまうほどなんですね」

平賀「はい。次は、山形県の道の駅『鳥海ふらっと』にある『岩ガキ』です。私は日本海側に面した道の駅に立ち寄ると、よく岩ガキを食べるんですけど、ここは何度も立ち寄ってしまいますね」

ゆま「へえー。海沿いの道の駅で売っている岩ガキなんて、それだけでもう、たまんないですね(笑)」

平賀「そうなんです。特に、ここの岩ガキは本当にクリーミーで……。今も思い出すだけで、笑みがこぼれてしまうほどです」

ゆま「私もバイクに乗って、いろんな道の駅に行きたくなってきました。お肉でオススメはありますか」

平賀「お肉で真っ先に思い出すのは、熊本県の道の駅『あそ望の郷くぎの』にある、『あか牛の館』。あか牛の焼き肉専門レストランなんですよ」

ゆま「へえー。あか牛って、ヘルシーなイメージです」

平賀「そうですね。まあ、個人の好き嫌いはありますが、私はサシの入った肉よりも、赤身のほうが好きなんですよね。ここで、一人焼き肉をしました」

ゆま「けっこう、一人でも大丈夫なほうですか?」

平賀「そりゃあ、もう。ずっと一人で、いろいろ回っているので、一人焼き肉に、一人ラーメン、なんでもできちゃいますね(笑)」

ゆま「カッコいい!」

平賀「しいて言うなら、“一人お好み焼き”は、まだ経験ないですね」

ゆま「それはハードルが高そう。道の駅グルメで、“おっ?”とビックリした変わり種とかありますか?」

平賀「けっこうビックリしたのは、広島県の道の駅『みはら神明の里』にある、『たこ天カレー』ですね。カレーにタコの天ぷらがのっているんですが、タコの足一本が丸々、天ぷらになっているんです。見た目もインパクトがあるし、食べるとプリプリしていて、おいしいんです」

ゆま「おおっ、まさに、ご当地グルメですね」

平賀「はい。あとは、三重県の道の駅『紀伊長島マンボウ』。その名の通り『マンボウの串焼き』が有名です」

ゆま「マンボウ⁉ どんな味なんですか?」

平賀「鶏のささみに似ていますね。けっこう淡白で、おいしいです」

ゆま「鳥のささみは大好きなので、私もイケそう」

平賀「ちなみに、この道の駅では、ウツボの唐揚げもありましたね」

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