プロ考案ちょい足しでワンランク上の味に!5大「立ち食いそば」チェーン「本当にうまい」カレー選手権の画像
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 立ち食いそばで人気のサイドメニューといえば、カレーライス。そのカレーだが、ちょっとの工夫で、さらにおいしくなるのはご存じか。立ち食いそば研究家の本橋隆司氏が語る。

「立ち食いそば店のカレーは、和風に寄せた味が多い。ここに、そば店ならではの“ちょい足し”をすると、さらにうまくなるんです」

 そこで本橋氏とともに、立ち食いそばチェーン5店のカレーと、ちょい足し一品を調査!

■富士そばや小諸そばで!

 まずは首都圏を中心に展開している『名代富士そば』の「カレーライス」(500円)だ。

「まろやかな辛さで、ジャガイモやタマネギなどの具も充実したスタンダードな味わい。このカレーには、そばのツユをかけるのがオススメ。味に深みが出ますよ」(本橋氏=以下同)

 これぞ、そば店ならではのカレーの食べ方だろう。

 次は白くてコシのあるそばが大人気の『小諸そば』。「カレー丼」(510円)を実食リサーチ。

「小諸そばの人気の秘訣でもある無料ネギを投入しましょう。とろみのついた和風カレーなので、ネギとの相性は抜群です。小諸そばは値上げラッシュの中で『かけそば』が350円と、庶民価格を維持しています。カレーも価格のわりにボリューム満点です」

■天ぷらをのせてワンランクアップ

 続いては、大阪を中心にチェーン展開をしている『都そば』。店舗によってメニューが違うが、今回は東京の日比谷店で提供される「カレーライス」(560円)を紹介。

「こちらは自家製天ぷらが売り。思い切ってカレーにかき揚げ天ぷら(120円)をのせちゃいましょう」

 カレーに天ぷら。なんとも奇抜な食べ方だが……。

「かき揚げに入っているタマネギの甘みが、カレーの味をワンランク上げます。天ぷらの衣も、味に深みを与えてくれますよ」

 また、ちくわ天をのせるのもオススメだそうだ。

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