まさに“食欲の秋”にふさわしい、変わり種とんかつが登場した。10月25日、とんかつチェーン『松のや』から「角煮かつ定食」(930円)が新発売されたのだ。
「同グループの『松屋』のヒット商品“豚角煮コンボ牛めし”の豚角煮をアレンジした一品。トロッと柔らかく煮込んだ豚肉と、フライのカリカリ食感が同時に楽しめる、新感覚のとんかつです」(情報誌記者)
元祖B級グルメライターの田沢竜次氏は、「アイディアが面白い」と絶賛する。
「食感のコントラストはもちろんのこと、豚角煮自体に、しょうゆの下味がついていて、白ごはんと相性抜群。さらに、付属の特製“豚角煮ダレ”が、まろやかで甘酸っぱく、食欲を刺激します。今までにはない、おいしさですね」
田沢氏によれば、「とんかつが重たいと感じる人にもオススメ」だという。この秋は、他にも、“オリジナルかつ”が多数販売。今回は、田沢氏協力の下、とんかつチェーン大手5社のトップ7を紹介しよう。
■驚きの組み合わせがマッチ
まず、角煮に負けない変わり種なのが、『かつや』の「天津飯チキンカツ定食」(869円/丼は690円)。中華料理の天津飯の具で、かつをとじた新機軸だ。
「驚きの組み合わせですが、これが意外に合う! しっとり柔らかいチキンカツに、炒り卵と甘酢ダレが絶妙に絡んでいました。つゆだくのかつ丼が好きな人は、ハマると思います」(前同)
■濃厚マヨネーズとサクサク衣
チキンカツ派の御仁には、『松のや』の「粒マスタードマヨネーズたっぷりささみかつ定食」(990円)もオススメ。濃厚マヨと、サクサク衣の組み合わせに、トリコになるはずだ。