パチンコ業界に暗黒時代をもたらした“6400発規制”。しかし、3月4日から、順次導入されるLT(ラッキートリガー)搭載機種によって夜明けが見えてきそうだ。
「現行機では、初回出玉を除くラッシュ中の平均出玉が6400発未満と定められていました。オール1500発の機種が、継続率&81%くらいが限度になっていたのは、このためです。
しかし、LT搭載機では上限が9600発と大幅に引き上げられため、1500発で継続率84・4%まで可能になります」(ホールコンサルタント関係者)
■現役パチプロ、アンドレ解説
現役パチプロで攻略ライターのアンドレ氏が言う。
「今までになかった特殊なシステムが新たに誕生というわけではなく、“ある条件を満たせば、出玉の爆発力の規制を大幅に緩和できる”というモノです。
現行機でも、ラッシュに突入した先に、さらに連チャン性が高まる上位ラッシュが搭載された機種がありますが、それらと基本的には同じです」
■トンガリ具合が1.5倍に引き上げ
それでも、 “トンガリ具合”が、約1・5倍に引き上げられたことには違いない。
「メーカー側はLT以外の通常当たりの“ショボ出玉”を、さらに少なくする必要があるので、ならせば、実は従来機と比べて実は得でも損でもありません」(前同)