4月から休みがない!息子や兄も登場して…

直撃した日も、舞台を控えていた蛭子氏。多忙な本人に代わって、10年間、担当マネージャーを務めている森永真志氏にバブルの真相を聞いてみた。

「うーん……正直、わからないんですよね」
と首をひねったが、仕事が増えているのは確かなようだ。

「4月から休みは3日しかありません。最近、スタイリストを付けて服装が小ぎれいになってから、よりオファーが増えましたね」

本当に大忙しの蛭子氏。仕事は選ばないのだとか。
「貧乏な時代を経験していますから、ヒマなよりは仕事があるほうが本人もうれしいんです。ただ、命の危険がある仕事は、お断りさせていただいています。バンジージャンプとか、ドッキリで落とし穴に落ちるとか……。その拍子に死んじゃうかもしれないですからね」

最近では、蛭子だけではなく、顔がそっくりの息子と共演することも多い。

さらには、長崎で漁師をしている兄もバラエティ番組に出演を果たした。
「同番組に元AKB48の河西智美さんが姉妹で出ていて、感動的な手紙を読んでいたのに、お兄さんが眠そうな顔をして、ツッコまれていました。家族全員が面白いんですよ」

蛭子一家が揃ったら、恐ろしいことになりそうだ。
 
10年間も一緒に働いていれば、2人の信頼関係は相当なものかと思いきや、つい最近、こんなショッキングなことがあったという。
「僕を呼ぶときに、"ほ、ほら、あれ、えっと~……"と名前を忘れたんです! 普通の人なら怒りますよ。最近は物忘れが激しくて、同じことを6回くらい聞いてきます。だから、明後日以降のスケジュールは教えたらダメ。常に明日の仕事だけを教えています」

話を聞けば聞くほど、耳を疑うような話ばかりで、結局、人気の秘密はわからなくなってしまったが……。
「飾らないところがいいんでしょうね。蛭子さんには競合相手がいないんです。66歳なら普通は大御所なのに、あんな感じですから。ほかに、この枠に当てはまるのは板東英二さんくらいです」

さらに、"自由すぎる発言"についても、こう説明する。
「あれも実は正論なんです。"神様は助けてくれない。結局はカネだよ"とか。誰もが心の中では思っていることじゃないですか。蛭子さんは昔から変わっていないんです。最初、20年前に売れて、また時代が一周したんだと思います。このまま謙虚にしていれば、まだ人気は続いてくれると信じています」

バブルはまだまだ弾けない!?

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