マッサージはしてあげたい派
――じゃあ、お姉さん的なキャラで、男の子に甘えられるのは苦手?
原 苦手というか、あまり甘えられたことないから、どうすればいいか戸惑っちゃいますね。ただ、私ってどっちかと言うと、お姉さんキャラが多いんですよ。
――年下のファンのほうが多いんですか?
原 いえ、年上のファンが多いのですが、むしろ年上の方が、"お姉さんに甘えたい願望"が強いみたいですよ。きっと"少年"に戻って、リードされたいのでは!?
――なるほど! その気持ちも理解できます。男はいくつになっても、少年の心を忘れませんからね。
原 うふふ。
――グラビア以外でも、ドラマやバラエティと相変わらずマルチに活躍されていますね。最近では高橋克典さん主演の『匿名探偵』で、セクシーなマッサージ嬢を熱演しました。
原 怪しいマッサージ嬢ではないですよ(笑)。ちょっと色っぽい衣装でしたけど。
――毎回のように高橋克典さんにマッサージしていましたが、どうでした?
原 素晴らしい肉体でしたね! でも、人にマッサージするのって、演技とはいえ、緊張しちゃいますね。間違って変なスジを伸ばしてしまったら大変ですから。
――とはいえ、記者会見で高橋さんは、原さんのマッサージが素晴らしい、と褒めていましたよ。
原 ありがとうございます。一応、撮影前にプロのマッサージ師さんに教えてもらったので……。ただ、撮影のときは、カメラアングルの都合上、体の片側しかマッサージしていないんです。
――ええ!? 中途半端(笑)。
原 はい。右側か左側か忘れちゃったけど、どっちかがほぐれて、どっちかが凝っている状態なんです(笑)。
――それ、やだな。
原 アハハ。私もマッサージされるのが好きなんで、よく行きますけど、片側だけ凝ったままなんて絶対イヤですよ。
――ちなみに好きな男性がいたら、マッサージはしたいほう? されたいほう?
原 うーん。難しいなぁ。でも……してあげたいほうかな。自分より相手を癒してあげたい気持ちのほうが強いですね。
――献身的なんですね。
原 そうですよー。
――ところで、バラエティ番組『有吉反省会』に出演したとき、有吉さんに「恋愛観が薄っぺらい」と酷評されていました。
原 ……まあ、自分でもそう思うところはありますね。私って昔から、雑誌とかに書いてある恋愛ハウツーを鵜のみにしちゃうんですよ。たとえば、彼氏の浮気を防ぐには"問い詰めすぎないこと"とか。 男性は"浮気"を疑われてばかりいると、逆に浮気したくなるんですよね?
――ど、どうだろう……男性の立場から言わせてもらうと、浮気する奴は、問い詰められようが放置されていようが、しますけどね。
原 ひどーい!
――そんなものです。男を落とすテクみたいなものも、ハウツーを参考にしているんですか?
原 はい! これは間違いない と思うのですが、男性に"また会いたいな"と思わせるには、別れ際の表情が大事なんです。"バイバイ"って言ったときの一瞬の笑顔がよければ、男性はまた会ってくれる、と……。
――いや、そんなことより、ベッドで気持ちよくしてもらえれば、また会いたくなりますよ。
原 最低ですね!
――そんなものです(笑)。
原 男性の恋愛ハウツーもひどいものですけどね。"女は髪をなでれば、うっとりする"とか書いてあるじゃないですか。
――そのとおりでしょ!
原 全然。むしろムカつきます!
――じゃあ、原さんがグッとくる男の仕草は?
原 食事に行ったとき、料理を取り分けてくれるとか。普段そういうことしそうにない男性が、サッと取り分けてくれると、そのギャップにキュンときちゃう。
――やっぱり、ちょっと薄っぺらい気がするけどなぁ~(笑)。
原 なんですか、もう!(笑)