データ予想 須田鷹雄
「WIN5」徹底攻略!勝負強い騎手とは



2011年の4月に始まってから、3年半。この間、多くの億万長者を世の中に生み出してきたWIN5。
100円で最高6億円が当たるという、まさに夢の馬券だが、5レースの1着馬を当てなければならず、なかなか手を出しづらい読者諸兄も多いだろう。
そこで今回、本誌は過去に2500万円を的中させた須田鷹雄氏に、WIN5的中に導く騎手の見分け方を伝授してもらった。

WIN5を買っている皆さんは身にしみておわかりだろうが、1着と2着では天と地ほどの差。ハナ差でも勝ちは勝ち、ハズレはハズレである。
そこで考えるのが、「きわどい勝負に強い騎手は誰か?」ということである。
今回調べたのは、「1、2着がタイム差なしだった場合の競り勝ち率」。着差0.0秒のレースのみを対象とし、さらに1、2着馬のみを対象とする。
それで勝率が50%ならば「勝負強くもなければ弱くもない騎手」ということになるし、数値が高ければ勝負強い、低ければ勝負弱いということになる。もちろん、WIN5で重視したいのは前者だ。

今回集計したのは、09年以降の全平地競走。WIN5対象レースのみだとサンプルが少なすぎるので、全レースとした。一方で、騎乗馬の人気は考慮していない。競り合った2頭のうち、人気上位に乗っているケースも人気下位に乗っているケースも、それぞれあると考えられるからだ。

当該条件で、1着もしくは2着になった回数が100回以上の騎手のうち、まずは競り負けている=勝負弱い騎手を挙げておこう。藤岡佑の39.3%が勝率最低で、以下勝浦(45.0%)、田中勝(同)、松岡(45.1%)、武豊(45.8%)と続く。

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