「儲けるためには手段選ばず」経済開放へ舵を切り四半世紀"赤い帝国"に隈なく蔓延した拝金主義の結晶どもを見よ!

「黒い猫でも白い猫でもネズミを捕るのが良い猫だ」
経済開放政策を打ち出した、かつての国家主席・トウ小平の言葉。それから四半世紀、その"弊害"が表れているのが現在の中国だ。
世界遺産に登録された小笠原周辺の日本領海に中国漁船が大挙して現れ、環境の見地からも生物学的にも貴重な「赤サンゴ」を密漁しまくり、追い払えどもキリがないのも、その一つ。
「この暴挙の底には、現在の中国に蔓延(まんえん)する拝金主義が深く根差しています。トウ小平の言葉を"結果がすべて。儲かればいい。そのためには何をしてもいい"と"曲解"し、わがまま放題を正当化しているんです」(北京在住の日本人記者)
"パクリ"もその一つ。てっとり早く儲けられるものにすぐに飛びつく"勉強熱心さ"による、数々の"呆れた成果"を見ていこう。

9月に発売された最新スマートフォン、iPhone6も犠牲になった一つ。
「香港の対岸に位置する深センで偽物ビルとも称される"羅湖商業城"では、なんと、発売の1週間前には売られていたんです」(前同)
その出来はというと、形だけマネしたものもある一方、本物そっくりで見分けがつかないほどのものも。
「実は、中国は"スパイ"も暗躍しています。製造しているアップル社から試作機を流出させているとも言われているんです」(同)

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