まず1つめが、完成(完成検査済証の日付)から1年以内、かつ居住に使われたことがないエコ住宅を自己居住用に購入した場合は、30万ポイントが付与されるという点。建てられて時間の経った新築分譲も対象になり、完成在庫を圧縮させることが狙いだ。

2つめは、中古住宅の購入と同時にエコリフォームを実施すると、付与ポイントが追加される「既存住宅購入加算」が適用されること。昨年12月27日以降に中古住宅の売買契約を締結し、その日から3カ月以内に一定基準のエコリフォームの請負契約をした場合のみ、10万ポイントを上限に付けられるという仕組みだ。

3つめは、ポイント発行対象のエコリフォームが、「窓の断熱改修」と「外壁、屋根・天井、床の断熱改修」のどちらかだったのが、指定された住宅設備3種類以上を新設リフォームすれば対象になるというもの。
新しく指定されたのは「太陽光利用システム」「節水型トイレ」「高断熱浴槽」「高効率給湯器」「節湯水栓」のうち3種類以上を設置すれば、ポイントがもらえる。枠をかなり広くしたのだ。

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