「大島優子ちゃんを見ていたら裸を見せることに抵抗がなくなってなるべく薄着で過ごしてます……ウフフ」
ますます熱気を帯びるアイドルブームのなかで、第一線を走り続ける指原莉乃さん(22)。その人気と才能と笑顔はバラエティにドラマにいかんなく発揮されているが、現在公開中の『映画クレヨンしんちゃん』では声優としても出演中だ。そんな大活躍中の彼女に本誌が電撃インタビューした!
――『映画クレヨンしんちゃん』の最新作『オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』にゲスト出演されましたが、お話を聞いたときはどう思いました?
指原 小さい頃からコミックもテレビアニメも映画も観てきたファンだったので、信じられない気持ちでうれしかったです。
――今回の映画は、そんな指原さんの大好きな野原一家が、メキシコに引っ越すシーンから始まります。
指原 春日部を離れるときにしんちゃんが友達と別れるシーンは、とにかく泣けます。「こういう友情ってあるんだな」って仲間の大切さがすごく共感できますよ。
――指原さんは何役で登場するんですか?
指原 メキシコに住むメキシコ人女子のスマホちゃんという役です。14歳でちょうど思春期ゆえの、無愛想でクールな女の子です。
――「スマホ」って、メキシコの言葉ですか?
指原 いえ、スマホをずっといじっているからしんちゃんにそう呼ばれるんです。けど、実は私もスマホちゃんと一緒で、スマホを片時も離せないんです。しかも、持っているだけじゃなくて、電波が強い場所じゃなきゃいやなんです。電波が弱い場所で、誰かと連絡を取れなくなる時間は、自分がこの世から存在しない……って考えてしまって。スゴく怖くなるんです。
――じゃあ、もしもスマホが壊れたら一大事だ!
指原 少し前に落として液晶画面を壊したときも、もう、大パニックでしたよ!
――保護カバーを通り越すほどの衝撃だったんだ?
指原 いや、それが付けてないんですよね……。
――え、スマホがそんなに大事なのに?
指原 他人が聞いたらムカつく理由なんですけど、付けないのが私流って考えているんです(笑)。
――確かに、少しイラッとするかも(笑)。
指原 でも、最近気付いたんです。女性はスマホの画面が割れてちゃダメですね。
――どうしてですか?
指原 女の人のスマホが割れているのを見ると、ちょっとがっかりしませんか? それに、画面が割れているスマホを私がいじっているのをファンの人が見たら、夢がないなって。
――さすがのプロ意識ですね。それだけ一生懸命な指原さんですから、映画の声入れもかなり練習したんじゃないですか?
指原 仮のデモテープは繰り返し聞きました。私、基本はノリで何でもやっちゃうタイプなんですけど、今回は久しぶりにガチで練習をしましたね。
――じゃあ、スムーズにいったんですね!
指原 それが、めっちゃ難しかったです。演出家の方からもアフレコ中に「14歳ですから!」って100回くらい言われたんですけど、そのときの気持ちが思い出せなくて(苦笑)。
――え、14歳のときに何かあったんですか?
指原 それが、ネクラMAXだったんです(苦笑)。メガネを掛けてて前髪もセンターでガッチリ分けてて、脂っぽいからいつも顔がてかってて(笑)。
――ちなみに、しんちゃんと同じ5歳のときは?
指原 ちょっと屈折していたけど、まあまあ明るかったですね。声も大きくて目立つのも好きだったから、しんちゃんの同級生だったら仲良くなれたと思います。
――今の感じに近かったんですね!
指原 でも、当時は、ピアノをやっていました。自分で言うのも何ですけど、めっちゃ上手くて"大分の神童"って言われたくらいだったんですよ。今は何も弾けないですけどね(笑)。
――ちなみに、このインタビューの前に、実際にしんちゃんにお会いしていましたが、いかがでした?
指原 テレビ映りが悪いのか、本物のほうが細いし、かわいかったです(笑)。
――さっき、見ちゃったんですけど、しんちゃんに"壁ドン"されてましたよね?
指原 うれしくて、トキメキました。それに5歳児でしたが、ドキっとしました(笑)。
――やっぱり、女子としてはイイものなんですか?
指原 そもそも壁ドンされる機会ってないじゃないですか。HKT48のメンバー同士でふざけてやるっていうのはよくあるんですけど、男性にされたのはしんちゃんが初めてです。
――理想の壁ドンのシチュエーションっていうと?
指原 正直、壁ドンする男は私は嫌ですね。
――ええ、さっきの"ときめき発言"はウソですか?
指原 しんちゃんはかわいい5歳児だから許せるけど、いい大人にされたら、イヤですよ。壁ドンがはやる前ならまだしも、こんなに、世間で壁ドンって騒がれてる中でやられると、ちょっと恥ずかしいですよね。
――アレって元々、漫画の世界の話ですもんね。
指原 だから実際にやられるとちょっと……。それをやる男性の自信がちょっと気持ち悪いというか。