それは『100%ST突入タイプ』のMAX機種なのです。

現在のホールでMAX機種の主軸は、『牙狼』や『真・花の慶次』に代表される「V確変タイプ」。このタイプ、出玉の爆発力はものすごいですが、リスクも非常に高い。

約1/400の大当たり抽選をモノにしても、そのうち数十%しか確変状態には入りません(ちなみに『真・花の慶次』の場合は、大当たりのうちの55%)。つまり、連チャンのスタートラインにたどり着くまでには相当な金額と時間を要します。

毎日打ち続けられる環境なら安定した結果を残すこともできますが、たまに打つ程度ではどうしても出たトコ勝負になってしまいます。そのへんはパチプロのわしであっても同じ。

ところが「100%ST突入タイプ」なら、とりあえず当たりさえすれば、絶対に確変状態(ST)に突入します。1/400を突破するだけで必ず「連チャンのスタートライン」に立てるのです。もしもこのタイプの機種がいつもより甘い釘ならば、まさにこれこそが絶好機なのです♪

なかでも、わしの最近イチオシの機種は『デビルマン~覚醒めし悪魔人間~』です。

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『デビルマン~覚醒めし悪魔人間~』
(EXCITE)

大当たり確率:1/385.51
(→確変時:1/38.6)
確変突入率:100%(ST 75回転)
継続率:約86%


まず何が良いって8個保留を採用している点。ほとんどのパチンコ台は保留は4個までですが、この台は8個まで貯められます。

保留玉がめったに全部貯まらないので通常時は打ちっぱなしでOK。パチプロだって面倒くさい止め打ちは嫌いです(笑)。時間効率を上げられるので、短時間実戦にも向いてますしのう。

込み入った話になりますが、8個保留の良い点をもうひとつ。

保留はヘソと電チューが交互に入賞するので、初っ端から電チュー側の保留で当たる可能性があります。電チュー側での当たりは出玉面などで優遇されていて、いきなり有利なモードに突入する割合がアップします。つまり「ショボ出玉当たり」で終了してしまう可能性が低くなるのです。

わし自身も、単発当たりスルーや潜伏確変スルーで終わったのは経験上1割以下。このハードルの低さならわしだって立ち向かえます。

大当たりして、連チャン期待のST状態に突入してからも魅力は十分。
出玉の異なる10通り以上の多彩な大当たりラウンドが採用されており、大当たりのたびに何発出るのか期待が増します。大当たり消化中にも出玉がドンドン上乗せされていくので最後まで目が離せません。アタッカーもムダ玉が出ない構造になっていて、出玉が削られる心配も無用です。

年代的にも『デビルマン』という作品には愛着が深いので、ST中の曲選択は『今日もどこかでデビルマン』を必ず選びます。先日もライター仲間と一緒に打ってて「バカのひとつ覚えなの?」と言われてしもたですが……それはホメ言葉として受け止めておこう(笑)。

MAX機種といっても、過激な博打マシンばかりではありません。大負けしにくいということは、勝率も勝ち額も同時に安定することを意味します。釘の見極めさえ間違えなければ、MAX機種でも甘デジ以上の手堅い勝利を狙えたりするんですのう。

最新台もええけど、チョイ前の機種は優良台を探しやすいので狙い目ですよ!


(C)永井豪/ダイナミック企画




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