そして、コーヒー系飲料にもう一つ存在する類似飲料が、銭湯の自販機でよく見かけたコーヒー牛乳。こちらは、カフェオレやカフェラテとどう違うのだろうか?
カフェオレやカフェラテが、コーヒーを牛乳で割ったものに対し、こちらは牛乳などの乳製品にコーヒー及び砂糖などで味付けをしたものである。砂糖を大量に使用しているのでかなり甘く、子どもが好きそうな味だ。
カフェオレとカフェラテ、そしてコーヒー牛乳の違いが一応はっきりしたところだが、実は2003年、飲用乳の表示に関する公正競争条約により、生乳100%のものしか「牛乳」と表記できなくなった。
そのため、現在は「コーヒー牛乳」という名称は使われていない。旧・コーヒー牛乳は、成分はそのままで「カフェオレ」や「コーヒー」などの表記で売られているのである。