ともあれ私と編集者は、まず誓約書を書かされた。要するに、霊障があっても祟られても呪われても、責任持てないよ、ということだ。

夏とはいえ、7時を回れば夕闇に包まれてくる。それらしくなってきた雰囲気の中、まずは「男性会社員が練炭自殺をした現場」に連れて行かれた。彼は停めた車の中で亡くなっていたのだが、今もそのあたりでよく目撃されるそうだ。


落合さん曰く、
「なぜかここで幽霊見たり、嫌な感じを受けるというのは男性の方が多いですね。仕事で悩んで死んだサラリーマンの悲哀と、気持ちがリンクするんでしょうか」

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