彼が一回りスケールアップすれば西武だって!

3位の西武ライオンズは"打のチーム"。首位打者の秋山翔吾、本塁打と打点の二冠王・中村剛也を中心とした打撃陣の破壊力は凄い。チーム打率はリーグ2位、本塁打数はリーグトップだ。

この西武打線の一角を担う若武者が森友哉(19)。昨年、捕手として入団した高卒新人だが、「捕手よりもDHが好き」と公言する変わり者。そんなこともあってか、今季はDHに定着。打率・279はパの打撃13位。長打率は、なんと・454という驚異的なもの。

チーム事情で、最近は外野の守備につくことも増えてきた。7月2日のソフトバンク戦では右翼を守り、ファウル飛球を、フェンスを怖がらずにスライディングキャッチ。外野への適性も窺わせるこの好捕に、首脳陣は大喜びした。

"清原以来の高卒大型スラッガー"と言われる森友哉。彼の打棒は楽しみだ。
西武には投の若い逸材もいる。14年ドラフト1位の髙橋光成投手(18)だ。初めての二軍公式戦で最速154㎞のストレートを投げてみせ、首脳陣は今季の一軍登板を視野に入れたとか。

いよいよ、プロ野球も佳境。若手に注目しながら、激戦が続く優勝の行方を楽しみたい。

本日の新着記事を読む

  1. 1
  2. 2
  3. 3