元「ル・クプル」の2人が10年ぶりに再会!壮絶な離婚劇の真相とは?の画像
元「ル・クプル」の2人が10年ぶりに再会!壮絶な離婚劇の真相とは?の画像

9月11日に放送された『爆報!THEフライデー』(TBSテレビ系)にル・クプルの藤田恵美(52)と藤田隆二(51)が出演。今まで語られてこなかった離婚の真相を告白した。

『ひだまりの詩』の大ヒットで紅白にも出たル・クプルは藤田恵美と藤田隆二、2人の音楽ユニット。ユニット名である『Le Couple』とは、フランス語でカップルを意味し、名前通り2人は誰もがうらやむおしどり夫婦だった。
ところが大ヒット以降、生活は激変してしまい、優しかったはずの夫・隆二も豹変。2007年に離婚して以来、10年ぶりにスタジオで再会となった。

番組ではまず離婚までに至る経緯を再現VTRで紹介。これがなかなかに壮絶なものだったのだ。

恵美「とにかく怖かった。怖くて萎縮していって、ただ静かに時を過ごす、待つみたいな……」

恵美と隆二は1983年、20歳のときに出会った。意気投合した2人は出会って7年で結婚。そしてその3年後に結成したのがル・クプルだった。
夫婦ともに30歳という遅すぎるデビューだったが、隆二は「恵美の歌声は誰にも真似できない。絶対にうまくいく」と言ってはげましたと言う。思うように芽が出なくても恵美は幸せだった。

恵美は幸せな家庭に対し、人一倍強い憧れがあったという。幼くして両親が離婚し、父親の元で育てられたためだったからだ。
父親は貧しい生活ながらある喜びを恵美に与えた。それは歌である。父親はかつて歌手になりたかった夢を恵美にたくし、幼い頃から演歌や歌謡曲を恵美に叩きこんでいた。

子どもの頃からコーラスとしてユニットに参加したり、中学生のときには演歌歌手として単独デビューまで果たす。だが、歌を教えてくれた父も恵美が25歳の時に胃がんで他界してしまった。
母親も既に他界していたため、恵美は天涯孤独の身になってしまう。だから隆二との結婚は恵美にとっては初めて手に入れた自分の家族でもあったのだ。

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