海外競走のように日本でも改革を!
ワールドカップといえば、サッカーや、南アフリカ戦で大金星を挙げ、その面白さを日本中に発信したラグビーのことを頭に思い浮かべる人が多いと思いますが、当時のホースマン、競馬ファンにとっては、この「ジャパンカップ」が、競馬のワールドカップそのものだったのです。だからこそ、スペシャルウィークとともに、世界の強豪を力でねじ伏せたときは(99年)、誇らしい気持ちでした。
しかし今では「ジャパンカップ」も、集中的にGⅠを開催する「ドバイミーティング」や、イギリスの「チャンピオンズデイ」、アメリカの「ブリダーズカップ」、フランスの「凱旋門賞ウィーク」、香港の「国際競走」に取って代わられています。
GⅠを集中開催する日の売上は伸びるだろうけど、じゃあ、GⅠがなくなる日の売上はどうなるんだという危惧は確かにあります。春も秋も、GⅠという大目標に向かってステップレースが組まれ、完璧に整っているレース体系をどうするんだという問題もあるでしょう。それでも、競馬人気のことを考えると、JRAだけがこのままでいいとは思えません。
まずは、やってみる――そのためなら、どんな協力でもするつもりです。
みなさんは、この問題をどう思われますか!?

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