美和 今年も色々ありましたが、今回は先頃話題になった芸能界でのアノ問題です。

宗男 ほぅ。まかせてください。歌手の松山千春さんとは同志ですから!

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美和 元光GENJIでタレントの大沢樹生氏の親子関係の話題です。先日、裁判にて父子関係の不存在が確認されましたが、「誰も得をしない裁判」と言われたこの問題を「父子関係」や「家族のあり方」など、宗男先生の意見を伺えればと思います。

宗男 「誰も得をしない裁判」というのは失礼だと思います!大沢さんに対してね。やっぱり「親子関係」とか「血縁」というのは大事ですよ。何のために結婚するかと言ったら、やっぱり鈴木家なら鈴木家の繁栄とか「血の継承」とか。大事な事ではないでしょうか?「家族」というのは尊いもんです。そういった意味では、大沢さんは“勇気”を持って行動した。

美和 裁判にまで臨んだ“勇気”を尊重したいと。でも昔はわからなかったですよね?「父親が違う」とかって、あくまでも“噂の範囲”でした。宗男先生だって「坂田利夫さんに似てる」とかさんざん言われてきましたが、血縁関係はないわけですもんね(笑)。

宗男 これ、男は“本当のところ”はわかりませんからね。“乗っかった”とこは覚えていたとしても、子どもがデキたかどうかは、女性にしかわかりませんからね。女性は「何月何日のアレだ!」って、ちゃんとわかるらしいですからね。

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編集 わかるんですかね?

美和 わかると思いますよ。

宗男 ウチの女房なんか「わかる」と言うんだな。俺の場合は、たまにしかしなかったからかもしれないけれど(笑)。

美和 貴子さんの時ですか?(笑)

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宗男 「貴子の時」も「長男の時」も「次男の時」も。女房はちゃんと計算してましたよ。男の子の時は、ダンナに野菜をうんと食べさせるとか、酒を飲ませないとか。おーい多田(宗男先生の秘書さん)、おまえんとこもそうだろ? 女性は考えると思いますよ。

美和 そうですよねぇ。

宗男 これだけDNA鑑定なんかが進んでいる時に、とっても勇気ある行動だと思いますよ。

美和 「髪の毛1本」で、できるそうですからね。このテの話って昔は多いですよね?

宗男 じつは長男が産まれた時、たまたま男の子でよかったんです。その病院で他に生まれた子どもが女の子だったんです。女房が子どもを抱きあげた時にチンチン付いていたから良かったけど、鈴木典子(宗男先生の奥様の名前)の子どもに「女の子の首輪」がかかっていたというんです!間違っていたんですよ!!

美和 間違えられてたんですか? 怖い!

編集 昔は「取り違い」とかよくあったんですよね?

宗男 あの時、子どもが同性だったらそれこそね……。“付いているモノ”が違ったから発見できたわけで(笑)。

美和 ドラマみたいですね。

宗男 長男の一郎の時ですよ。

美和 似てるんですか?宗男先生に。

宗男 女房に似てますから心配ない。

編集 奥さんに似てるだけだと…。

美和 宗男先生に似てないかもしれない(笑)。

宗男 男の子2人は、女房似なんですよ。

編集 「男の子は母親に似る」と言いますからね。

宗男 それで、可哀相に女の子の方が俺に似ちゃった!これが不幸なんです(笑)。

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