ポスト安倍レース加速…小泉進次郎と橋下徹「2020年の総理大臣」はどっちだ!?の画像
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 東京五輪は選手だけの晴れの場ではない。そのとき、日本のトップの座は誰に――。野望を持つ両者の、水面下の行動を暴露!

 2020年に開催される東京五輪のメイン会場である新国立競技場のデザイン案が、ついに発表された。さらに、白紙撤回された大会エンブレムの再公募が締め切られ、1月7日から最終審査が始まる予定だ。つまずきながらも、ついに本格化する五輪への動き。そんな中、「いよいよ安倍晋三首相が“五輪総理”を目指し、自民党総裁の任期延長を視野に入れ始めた」(政治記者)と、永田町界隈で囁かれ出したのだ。

 現在、同党総裁の任期は、連続で「2期6年」と定められている。そのため、安倍首相の任期は18年9月に切れるのだが、「まずは、来年7月に衆参ダブル選挙を行い、衆院議員の任期を20年の五輪開催直前まで延ばす。さらに、現在2期目となる総裁の任期切れまでに、3選を認めるよう党の規約改正を行う目論みです」(前同)

 その後、衆院の任期満了を迎える20年7月までに、国会を再び解散して勝利すれば、五輪開催時に総理大臣の地位をキープできるわけだ。そこまでして“五輪総理”の座にこだわる理由を、政治評論家の浅川博忠氏はこう解説する。「五輪には世界中の政府首脳やマスコミが日本にやって来ます。その前面に立つことは、“日本のアベ”から“世界のアベ”へと飛躍する大きなチャンスなんです」

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