2013年1月、釈由美子(37)は新潟でロケが行われたNHKの雪山のレジャーを紹介する番組で、スキーのロケ中に転倒し、左足首を骨折してしまった。釈は自身のブログ(2013年1月6日更新)で「バックカントリースキー(自然の山で行うスキー)は未経験でしたので、深雪の扱い方がわからず、頑張りすぎて起きてしまった事故で、全て私の責任です」と自分の非を認め、スキー場の関係者、番組スタッフ、ファンに詫びていた。

 2014年1月、なだぎ武(45)は所属するお笑いユニット「ザ・プラン9」の大阪公演のコント中、女の子に軽く突き飛ばされただけなのに、激しく吹っ飛んでしまうというギャグシーンで机に激突。肋骨の軟骨部分を骨折してしまった。これにはオーバーアクションに慣れている大阪の観客も「いまのはなに!?」と動揺していたが、なぎだはなにごともなかったようにコントを続けて笑いをとっていた。共演者によると、なぎだの顔には驚くほど脂汗が浮いてきて、我慢の限界に達したのだろうか、コントの途中で「私、ちょっと保健室へ行ってまいります」とアドリブで舞台からフェードアウト。そのまま救急車で病院に搬送された。舞台に残された芸人たちは、なんとかアドリブをきかせ、コントを途切れさせることなく、オチまで辿り着いたそうだ。

 2010年7月には、2度目のゴールデン特番を放送する予定だった『オレワン』(フジテレビ)という番組の収録中、我が家の杉山裕之(38)が脱臼骨折、陣内智則(41)が肋骨にヒビ、ハイキングウォーキングの松田洋昌(39)が肋骨を骨折する怪我を負った。これを受けて番組は放送中止になり、映像はお蔵入りになってしまった。しかし、昭和のバラエティ番組は上記の怪我が軽く見えてしまうくらい、ハチャメチャだった。特に「たけし軍団」の身体を張ったリアクション芸はすさまじく、本人たちが当時のことを振り返り「死ぬかもしれない」と思ったと語っていることは有名だ。笑いも大事だが、くれぐれもケガには気をつけてもらいたい。

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