――大投手も娘さんには、キャッチボールを“してもらう”しかないんだ。

西崎:アハハ。といっても父のことは大好きですよ。優しいし、サバイバルゲームも一緒にやってくれるし。

――いいお父さんだね。お仕事のことは何も言われていない? グラビアでは結構きわどい水着も着るけど。

西崎:一度も言われたことないですよ。そもそも家の中で、仕事の話はしないんですよね。父も昔から野球の話を家で一切しない人だったんです。

――そうなんだ。そういえば、芸能界に入ろうと思ったキッカケは何だったの?

西崎:最初は姉が『Hana*chu↑』という雑誌のモデルをやっていたんです。その撮影に私がついていったら、スカウトされて、読者モデルとしてスタートしたんです。

――そう、お姉ちゃんもスゴいんだよね。女優の西崎あやさんで、NHKの大河ドラマなどにも出演されている本格派女優!

西崎:自慢の姉です。ちなみに姉は私と顔がソックリなんです。でも、目指しているところが違って、私はバラエティ番組で頑張りたいんですよね。おしゃべりも大好きだし。

――確かにトーク力、抜群だよね。バラエティ番組ではどんなことがしたいの?

西崎:全身タイツとか! 熱湯風呂とか!

――めちゃくちゃ体当たり芸人じゃないですか(笑)。

西崎:楽しそうじゃないですか。あと、ジャングルで探検したり、無人島生活とかもしてみたいですね。

――野性的なんだね。

西崎:少年ですから(笑)。

――じゃあ、心霊スポット巡りは?

西崎:それはダメです。私、霊感があるんで。

――本当に!?

西崎:実はここに電車で来るときも、車両のドアのところに映画の『呪怨』に出てくるような男の子の霊を見ました。体育座りをしていて、目が合ったので、慌てて車両を変えたんです。

――普通に見えるんだ?

西崎:はい。あと、“手だけ見える系”や“足だけ見える系”の霊もいますよ。ちなみに父のキャンプについて行ったときに宿泊した旅館には、手だけの霊が出たので“そっち系か!”とビックリしたものです。

――そっち系って(笑)。じゃあ、いやらしい霊系はいないの? 若くてかわいい女の子に寄って来そうだけど。

西崎:います、います! 寝ているときに“くすぐったいなぁ”と思ったら、霊が私の胸を触っているんですよ。さらに大の字にさせられて……。とはいえ、脱がせることはできなかったみたいです。

――それ、本当なのかなぁ。妄想じゃ……?

西崎:霊はいますよ! でもね、霊が出たときは驚いたらダメなんです。余計に喜ばせてしまうので、目の前に現れても“ちょっと、どいてよ、そこ邪魔”みたいな態度をとるべきですよ。

――はい(笑)。参考にします。霊の話に夢中になるあたりも少年っぽいところですね。そんな西崎さんだからこそ聞きたいのですが、タイプの男性は?

西崎:色白でツルッとした人かなぁ。

――病弱な人?

西崎:違います! 中性的な人かなぁ。それでいて、サバゲー好きだったら、もう最高です。

――いるのかなぁ、そんな人(笑)。そういう人に迫られたい?

西崎:ですね! 性格は積極的な人がいいです。私、基本はMなんで。

――自分がMだなぁ、と思う瞬間は?

西崎:トイレを我慢しているときかな。極限まで我慢していると、快感に変わるんです(笑)。

――結構、ハードなMだね。

西崎:はい。ハードなのもイケるほうだと思います。

――アハハ。もっと聞きたいけど、西崎投手の娘さんにあまり変なことを聞くのも気が引けるので。

西崎:大丈夫。怒られたことないから。

――優しいパパだ。じゃあ、最後に今後の抱負を聞かせてください。

西崎:今は、家の前に自動販売機がほしいです。

――え?

西崎:家の前にあったら便利じゃないですか? 自分んチの冷蔵庫みたいで!

――もしかしたら、西崎投手より大物になるかも……。

 まさに怖いものなし、自由奔放に話してくれるので、こちらも“莉麻ワールド”に引き込まれちゃいました。こんな素直で元気な娘がいたら、毎日楽しいだろうな。

西崎莉麻 にしざき・りま
1993年6月9日、東京都生まれ。T159‐B80W58H85。父親は日本ハムファイターズ、西武ライオンズで活躍し、現在野球解説者の西崎幸広氏。中学1年時に読者モデルとなり、その後アイドルグループで活動。現在は、グラビアやバラエティでも大活躍。ニコジョッキー『りまとさくらこ』(毎月第1月曜)にレギュラー出演中。DVD『Primary』、『Dreamer』が発売中。

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