――でも、小池さんがキャンパスに現れたら、男子学生はみんなザワザワしたんじゃないですか?

小池:いや~それが全然なくて(笑)。

――ええっ!? 学食とかで声を掛けられたりしなかったんですか?

小池:新学期の初めの頃は、“TV見てますよ”って言ってくれる人がいましたけど、それくらいで……。

――そんなもんなんだ。やっぱり、声を掛けづらいんですかね?

小池:そんなこと全然ないと思うんですが、私、普段は、スッピンでボロボロな格好なんで、それが原因かもしれません。

――アハハハ。ところで、昨年の本誌のインタビューで「予定では、大学卒業と同時に結婚したい」って答えていましたが……。

小池:早くも人生計画がおかしくなってきました(笑)。

――さらにさかのぼると、10代後半のインタビューでは「20歳で結婚します」って宣言されていましたね。

小池:それは若気の至りと言うか、何も分かっていなかったんですね。だって、いまだに子どもですもん。買い物に行っても、絶対高校生ですかって聞かれるんですよ。さっきも話しましたが、色っぽさがないというか大人の女としての実感がずーっと沸かないですから。

――じゃあ、あらためて、何歳で結婚を?

小池:28歳ぐらいかな。でも、実際のところ、結婚はすごく遅い気がします。

――DVDの特典映像の中では「国際結婚したい」なんておっしゃっていましたね。

小池:普段は、邦画より洋画を見るんですね。だから、好きな俳優だとアシュトン・カッチャーなんです。特にかっこいいとは思わないけど、笑い方とか仕草がいいなって。

――ちなみにタイプの男性は……。

小池:自分のことをすごく理解してくれて大人になってくれる人、ですかね。

――包容力がある人?

小池:そうそう。精神年齢が大人っていうか。

――実年齢だと?

小池:う~ん、いくつまでいいんですかね。父がもう60代なんで、40代、50代までは大丈夫だと思うんですけど……。

――おお! オヤジ世代にはうれしい話です。最後に今年の目標をお願いします。

小池:大学も卒業できてやっと社会人になる年なので、今年こそしっかりしたい、自立したいですね。

――自立というのは?

小池:自分の中で、けっこう甘えちゃう部分とか苦手なものを遠ざけちゃう傾向があるんです。たとえば、飲み会が苦手というのも、食わず嫌いなんですよね。もっと社交的にならなきゃダメだと思っているんだけど、知らない人と会うのは苦手だから、避けてきたんですよ。そういう気持ちを克服して、人づきあいをもっと頑張りたいなって。

――食わず嫌いはダメだと。

小池:そう。お酒の席も泥酔したら、イヤだなって思って参加しなかったけど、失敗しなきゃ分からないこともあるだろうし。

――おっしゃる通りですね。仕事の面では?

小池:今、放映中のドラマ『スミカスミレ~45歳若返った女』に出演させてもらっているんですけど、桐谷美玲ちゃん扮する主人公をいじめる役を演じさせてもらっているんです。これまでは、いじめる側の役って、あんまり演じたことがなかったので、けっこう楽しいんです(笑)。

――小池さん自身はSとM どっちなんですか?

小池:どっちなんですかね。でも、スタッフさんとかをイジりたくなることがあるんです。イジられキャラの人は永遠にイジっちゃうかも(笑)。

――それってSってことですよ!

小池:じゃあ、そうかもしれないですね(笑)。

 取材中、突然のくしゃみ姿までもかわいらしかった小池さん。やっぱり、小池さんはいくつになっても、かわいい女の子でいてほしい――そう願った取材スタッフでした。

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