さぁ!と張り切っているところで、今週末、いきなりそのチャンスがやってきました。秋のGⅠ戦線第一弾「第50回スプリンターズステークス」。パートナーは、夏の札幌(8月28日)、GⅢ「キーンランドカップ」で2つめの重賞勝利を手にした3歳の小柄な女の子、ディープインパクトを父に持つ、ブランボヌールです。

 彼女とはこれが初のコンビになりますが、能力はもちろん、ギリギリのところで見せる勝負根性は、かなりのものです。なぜかディープインパクト産駒は、これまで、スプリントのGⅠで勝っていませんが、ジンクスは破るためにあるものです。今年は、キタサンブラックもいるし、エアスピネルも、エイシンヒカリもいる。ダート界では、ラニが帰ってくるし、お兄さんのアウォーディーも、復活したコパノリッキーもいます。

 デビュー30年の今年、これだけいい馬が揃うというのも、応援してくれるみなさんのおかげです。少しでもその期待に応えられるように、目の前の1レース、1レースに集中して臨みたいと思います。何度も、「ユタカ、おめでとう!」という言葉を聞くために。

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