キャラ弁研究家・白井有沙「キャラ弁レパートリーは、500~600種類はあります!」~麻美ゆまのあなたに会いたい!の画像
キャラ弁研究家・白井有沙「キャラ弁レパートリーは、500~600種類はあります!」~麻美ゆまのあなたに会いたい!の画像

 将来の旦那さんに作る「愛妻弁当」を勉強するため、キャラ弁研究家の白井有沙さんに会いにいった私。乙女心満載のかわいいキャラ弁を作る白井さんですが、とても面白い女の子です。そんな白井さんとクリスマスをテーマにキャラ弁作りに挑戦。作りながら“女子トーク”に花を咲かせました!

白井「いよいよサンタさんのヒゲを作ります。ここが一番難しいと思います」

ゆま「大丈夫かなぁ、私、相当不器用ですからね!」

白井「大丈夫です。一緒に作りましょう。ヒゲはスライスチーズで作るんです。まず、つまようじを“ペン”と思ってください」

ゆま「ペンですか」

白井「はい。つまようじでチーズにヒゲを書いていくんです。こうやって……」

ゆま「上手! 細かい作業ですね……やってみます」

白井「あ、イイですね~。上手ですよ、ゆまさん。これ、最初からできる人が少ないんです。お見事!」

ゆま「うれしい。楽しいな、………あ、できた!?」

白井「はい。完成です!」

ゆま「やった~! 白井さんは元々、絵を書くのも上手なんですか?」

白井「美術は昔から好きでした。特に工作が好きで」

ゆま「やっぱり。私なんて美術や工作があまりにできなさ過ぎて、提出すらしなかったです(笑)。だから通知表も美術はいつも“2”。」

白井「アハハ。提出しないんだ(笑)」

ゆま「そう。だから白井さんが羨ましい。子どもの頃はどんな感じの女の子だったんですか?」

白井「えっと……根暗な陰キャラですね(笑)。家で工作ばかりしてました」

ゆま「へえー、意外。今は明るくて社交的なのに」

白井「暗い子でしたよ~」

ゆま「そんな白井さんがキャラ弁研究家として有名になられたのは、やっぱり『笑っていいとも!』のキャラ弁3Dコンテストで、優勝されたあたりですか?」

白井「そうですね。家で『いいとも!』を見ていたとき、私のキャラ弁も見てほしいと思って、直接持っていったんです」

ゆま「直接!?」

白井「写真を送ったりするより、直接見てもらったほうが話も早いかなって」

ゆま「白井さんってホンワカキャラだけど、実際はアクティブなんですね」

白井「ただ、あの頃はキャラ弁作りも自分の欲を満たすためだったんですね。コンテストに応募して賞をもらいたいとか、誰かに“すごい”と褒められたいとか。でも、そういう気持ちで作っていると、楽しくなくなってきたんです」

ゆま「そっか。最初にキャラ弁を作ったキッカケは、お父さんに食べてもらうためだったんですもんね」

白井「そうなんです。一番最初は、お父さんに“頑張って”と伝える気持ちで作っていたし、おいしかったよ、と笑顔で言ってもらえるだけで幸せだったんです。初心をあの頃は忘れていたというか、自分でも調子に乗っていたな、と思います」

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