さて、前回に続いて、大久保佳代子さんとの酔いどれ対談・後編です。最初は恵比寿マスカッツ時代の思い出話に花を咲かせつつ、お酒が進むにつれて話題は次第に恋バナへ。さっそく、大久保さんから、お酒の席での気になる男性をその気にさせる秘技を伝授してもらいました。さらに、ワンナイトラブを楽しむなら20代のうち、という助言もいただきました。
大久保「ゆまちゃんは今、29歳でしょ。遊ぶなら今のうち。年を取るとだんたんケツも重くなるし、いろいろと考えすぎちゃうから」
ゆま「じゃあ早く、いろいろ遊ばなきゃ。私は最近、お酒も飲めるようになったんで、お酒を覚えたての大学生のような気分なんです」
大久保「いいわね~。ナンパとかもされるでしょ?」
ゆま「たまに……」
大久保「絶対されるよね。私が言うのもなんだけど、ゆまちゃんは、そこそこスタイルもいいしね~」
ゆま「はい、そこそこですが……(笑)。といっても、今まではナンパなんて完全無視していたんです。それが最近、話ぐらいはしてもいいかなって思えてきて」
大久保「危ういなぁ~。最近は、どこでナンパされた?」
ゆま「近所で……」
大久保「え? 錦糸町?」
ゆま「近所です! 大久保さん、もう酔ってますね(笑)」
大久保「あ~、近所ね。錦糸町でナンパしてくるのは、たぶんスカウトだから、気をつけてね」
ゆま「はい(笑)。私が自分の家の最寄り駅で降りたとき、スーツ姿の男性に声をかけられたんです。全然チャラい感じじゃなくて、普通にまじめそうな人に」
大久保「逆に怪しいな~」
ゆま「わっ、やっぱり、そう思います? でも、私は“いい感じの人”に思えて、話を聞いちゃったんです。しかも、うれしいことに、“電車の中でアナタを見かけて、今、声をかけなきゃいけないと思って、思わず追いかけちゃいました”なんて言ってくれるんです」
大久保「それはうれしいね」
ゆま「はい。ところが連絡先を交換する段階になって、“オレ、ラインはやってないから、メアドで”と言って、明らかに初期設定のままのメールアドレスを教えられたんです」