GACKT、西野カナ、AKB48…「卒業式にサプライズ登場」したアーティストたちの画像
GACKT、西野カナ、AKB48…「卒業式にサプライズ登場」したアーティストたちの画像

 今年もやってくる卒業式の季節。もう戻れない青春時代の思い出に涙を流す人もいれば、これからの新生活に期待を抱く人もいるはず。そんな記念すべき門出の日を、芸能人がサプライズで訪れて祝ってくれたらこの上ない幸せだろう。

 2006年、ミュージシャンのGACKT(43)は、兵庫県の高校の卒業式をサプライズ訪問。卒業生、在校生の前で当時未発表だった名曲『野に咲く花のように』を披露して大きな感動を呼んだ。それ以来GACKTは、毎年のようにどこかの卒業式に現れるように。GACKTが卒業式をサプライズ訪問するようになったのは、阪神淡路大震災で被災した高校生がラジオ番組に送った、ある一通の手紙がきっかけだったと自身のブログで明かしている。

 ブログによると、手紙を送ってきたのは神戸に住む高校生。震災後に新設された「環境防災科」という学部に通っているが、定員割れで学科がなくなるおそれがあるため、応援してほしいといった内容がつづられていたという。GACKTは「自分が応援するのは構わないが、一時的に人気が戻ってもまたすぐに定員割れを起こしてしまうだろう」(GACKTオフィシャルブログ GACKT.com より転載/以下同)とあえて厳しく突き放し、「とにかく動け。もし、オマエたちの頑張りで、翌年の新入生の定員をオーバーすることがあれば、ボクがオマエの卒業式に花を添えてやる」とラジオを通じて約束したという。

 その後、彼を中心に活動したアピールが実り、実際にその学科は定員を大きく超える志望者を集めることに成功。GACKTはその結果を聞いて驚き、彼との約束を果たすために内密で学校と連絡を取り合ってサプライズ訪問を実現させた。GACKTは「“特別な瞬間”に大きな感動という形で彼らの背中を押すことが出来れば、きっとその中の誰かがいずれ10年後20年後に、また新たな若者達の背中を押せるような人物になってくれるんじゃないのか……。」と、卒業式に参加する理由についてブログ上で説明している。

 また、平成生まれの女性ソロ歌手として初のレコード大賞を受賞した西野カナ(27)も、サプライズで卒業式を訪れたことがある。

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