■主演舞台でサプライズ!?
――いやぁ、まさか僕のTシャツにまでツッコまれるとは。さすがのバラエティ力ですね。ま、このTシャツの話は横に置いておきまして、9月には主演舞台『マチャミの婚前披露宴 還暦すぎてもヨロちくび~!』がありますね。
久本 これ、50歳のときにも同じコンセプトでやったんですが、まさか第2弾があるとは思っていなかったです(笑)。テーマとしては、「結婚披露宴をやりますよ、お祝いに来てね」ってことなんですけどね。だからたくさんのゲストの方が来てくださって、お祝いの歌を歌ってくれたり、私もネタをやったり。ただし最後の最後まで旦那は現れません! サプライズはなしね(笑)。
――東京公演は東京国際フォーラム! ここで披露宴できる方っていませんよ。
久本 ねっ。ホントは60歳で結婚して「ウエディングドレスは白だけじゃないのよ、赤もあったのよ!」って言いたかったけど、完全にネタになってしまいました(笑)。50歳で、大阪で公演したときに、お客様に必ず私の結婚式にはご招待しますって言ったんだけど、10年ってあっという間だね。
――どんどんお客さんの数が増えていきそうですね。
久本 私が今“非力”です。ホント力ないわ~(笑)。
――次の目標は“古稀”ですか?
久本 キャハハハ(笑)。それまでには何とかしますよ。
――ちなみに還暦からの抱負は何かありますか?
久本 一周回ってまた一からやり直すって言うじゃないですか。昔に比べたら、体力は落ちていますけど、元気で舞台に立てたり、お仕事をまだまださせていただいていますので、生涯現役として、生まれ変わった気持ちで暴れまくりたいですね。
――初心忘るべからず、と。
久本 そういうことですよね。うちの母が「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」ってよく言われていたので、やっぱりどこまでも誠実に謙虚で、それでいて大胆にやっていけたらいいなって思っているので、私らしい輝きでもって、皆さんに喜んでいただければな、って思いますね。
還暦を迎えても、なお第一線で活躍し続ける久本さんのパワーには頭が下がるばかり。さすがのツッコミには記者もタジタジ! “バラエティの女王”の実力を、まざまざと感じるインタビューでした!
久本雅美(ひさもと・まさみ)1958年7月9日、大阪府生まれ。A型。T154。1981年、劇団東京ヴォードヴィルショーに入団。1984年に柴田理恵らとWAHAHA本舗の設立に参加。以降、舞台をはじめ多くのバラエティ番組で司会やレギュラーを務め、またドラマにも出演し活躍中。9月22日より生誕60周年記念イベント『マチャミの婚前披露宴 還暦すぎてもヨロちくび~!』が大阪を皮切りに全国5都市で開催予定。
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