ハロー!プロジェクトからは、20周年のアニバーサリーイヤーを迎えた「モーニング娘。」が最有力だったが、酒気帯び、ひき逃げ事件を起こして自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反で起訴され、芸能界引退を発表した元メンバー、吉澤ひとみ被告の影響が出てしまうかもしれない。

「EXILE」を擁するLDHでは、昨年に引き続き「三代目 J Soul Brothers」と「E-girls」の線が濃いが、人気から言えば「GENERATIONS from EXILE TRIBE」が初出場する可能性も十分に考えられる。大穴は、昨年12月にLISAが復帰して再結成したm-floだ。

 K-POP勢は昨年「TWICE」が出場したが、ビルボード・ミュージック・アワード トップソーシャルアーティスト賞を2年連続で受賞し、世界中で大ヒットを飛ばしている「BTS(防弾少年団)」が注目されている。スケジュールが押さえられれば、話題になるだろう。

 その他、“すでに決定”との呼び声が高いのが、『U.S.A.』で再ブレーク中の「DA PUMP」と朝ドラ『半分青い。』の主題歌を担当した「星野源」だ。「DA PUMP」に関してはISSAの女性スキャンダルが警戒されるが、3年連続出場中の「星野源」は確定で問題なさそうだ。

 初出場組では、「米津玄師」や「Mrs.GREEN APPLE」、「back number」などがヒット曲を出しており、出場する可能性が高い。また、天才高校生シンガーソングライターとして注目を集めた「崎山蒼志」にも要注目だ。

 しかしNHKへの貢献度と実現度の高さで見るなら、「2018 FIFA ワールドカップ」のテーマ曲を担当した「Suchmos」や、“NHKフレッシャーズキャンペーン2018”、“「ヤバT × NHK」~公共放送のこと、知ってほしい!~”のイメージ・キャラクターに抜擢された「ヤバイTシャツ屋さん」あたりが有力候補かもしれない。

 今年は平成最後のメモリアルイヤーになるため、平成の30年間を盛大にプレイバックし、次の時代への力強い前進を促すような演出が入るだろう。出場者も、豪華な顔ぶれになることに期待したい。

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