先週に続いて、漫画家でコメンテーターとしても人気の、やくみつるさんとの対談です。初対面にもかかわらず、私の名前を“害虫”扱いするわ、外見だけで“智”がないと言うわ、正直、こんな人だとは思わなかった(笑)! でも、なんで私には“智”がないのかなぁ。
ゆま「どうして見た目で、私がバカだと分かるの?」
やく「いやいや、バカとは言っていません。“智”というのは、眼鏡のフレームとツルの出っ張りの部分のことなんです」
ゆま「え?」
やく「けっこう専門用語なので、知らないでしょ? つまり、眼鏡をかけている私には“智”があって、裸眼の麻美さんには“智”がない。ちょっとした雑学です」
ゆま「なーんだ(笑)。安心した。面白いですね! 飲み会なんかで使ったら、人気者になれそう」
やく「よかったです。ぜひ使ってみてください」
ゆま「他にも何か、面白い雑学ないですか?」
やく「アハハハ。じゃあ、クイズを一つ。私は以前、一日消防署長をやらせてもらったことがあるんです。そのとき、消防士の服の裏にポケットがあることに気づいたんです」
ゆま「裏側に?」
やく「はい。正確に言えば、裏側に内ポケットがあるんです」
ゆま「そんなところに? え~、なんでだろう……」
やく「考えてみてください」
ゆま「うーん、と。アレかな? 貴重品とかを入れておく。身分証とか!」
やく「残念、違います。その服は、消防服ですよ。火の中で消火活動を行うんですよ」
ゆま「保冷剤入れ?」
やく「素晴らしい! 正解です。消防士さんも消防服を着ていても、熱さでバテるらしいんです。それを防ぐために、背中に保冷剤を入れておくんです。実際、消防署のバックヤードにはアイスクリームケースのような物があって、そこには山ほどの保冷剤が保管されているんです」
ゆま「へええ! すごく面白い。クイズって楽しい」
やく「私もクイズが大好きです。クイズ番組で、よく共演する芸人さんの宇治原史規君や、女優の麻木久仁子さんとも飲みに行くんですが、そこでも、ずっとクイズを出し合っています」
ゆま「アハハ。その飲み会だけで番組になりそう」
やく「店員さんからは呆れられた目で見られますけどね(笑)」
ゆま「いやあ、女子的にはすごくイイと思いますよ。飲みながらクイズを出してもらえるとか、会話も弾みそうだし、物知りの男性はステキに見えます」
やく「めっそうもない」