３月７日発売の『週刊文春』（文藝春秋）が、今年デビュー１５周年を迎える人気グループ「関ジャニ∞」メンバーの錦戸亮（３４）が、グループの脱退とジャニーズ事務所の退所に向けて協議を進めていると報じたことでファンに衝撃を与えた。
その翌週、３月１４日発売の『女性セブン』（小学館）も錦戸について報道。昨年いっぱいでグループを脱退した渋谷すばる（３７）に代わり、現在メインボーカルを務めている錦戸が「自分はセンターの器じゃない」とこぼしていると伝えた。
また錦戸だけでなく、３月１２日発売の『週刊女性』（主婦と生活社）では、大倉忠義（３３）も脱退を希望しているという記事を掲載。大倉は「（渋谷）すばるがいてこその関ジャニ」という考えをもっていて、それに加え、大倉がここ数年一部の過激なファンからの悪質なストーカー行為を受けており、その影響でグループ脱退を決意したのではないかと報道した。
そんなメンバーの脱退騒動に揺れる関ジャニは３月１２日の朝４時に、今年の夏に行われる全国５大ドームツアーの公演日程を発表。グループを代表し、大倉が「１５年間のさまざまな関ジャニ∞をつめ込んだ、僕たちなりの“王道ライブ”にできればなと思っています」とコメントを発表。また、「すべての方に感謝を込めて」「全てのＥＩＧＨＴＥＲ（関ジャニ∞ファン）に笑顔になってもらえる、最高で最強の“プレゼント箱”を持って６人楽しみに会場でお待ちしています」と意気込みを発表した。
「メンバー脱退報道でファンを心配させている今、“当事者”の一人の大倉本人がコメントを出したことで安心した人も多かったのではないでしょうか。また、“６人楽しみに”というメッセージは、錦戸がツアーに参加するということを示しています。ですが、ここであえて大倉にコメントさせたのは、大倉の脱退話を報じた『週刊女性』への対策感がありありで、“不自然”という声も。また、錦戸の脱退報道への否定コメントはなかったことから、一部のファンは、“結局、錦戸は脱退するのでは？”と疑心暗鬼になっているようです」（女性誌記者）
錦戸、大倉と相次ぐ脱退報道で大きく揺れる関ジャニ。だが、ジャニーズの近い芸能プロ関係者によると、「もうひとりグループ脱退を考えているメンバーがいる」というのだ。
「安田章大（３４）です。３月１４日売りの『女性セブン』でも、錦戸の脱退について安田が“もう無理かも……”ともらしているという証言が掲載されていましたが、彼自身も関ジャニに限界を感じているそうです。安田が脱退を考える一番の理由は、藤島ジュリー景子副社長とソリが合わず、これ以上ジュリーさんと一緒にやっていくのは難しいと考えていることだといいます。安田は昨年苦しんだ病気やケガからの復帰後、音楽劇に出演するなど、舞台を中心に活躍しています。彼の歌声はジャニーズ内でもトップクラスで、マツコ・デラックス（４６）も絶賛する折り紙つき。最近ではジャニーズ以外の俳優や女優との交流を深めていて、２月には古田新太（５３）と共演し高い評価を得ています。錦戸ほどの緊急性はなくとも、グループを今後も続けていくことには疑問や不満を持っているといいます」（前出の芸能プロ関係者）
