グラビア界の期待の新星として注目を集めた華村さん。ドラマ初出演でヒロインを務めたかと思いきや、映画やCMなどにも出て大活躍! そんな彼女にデビューのきっかけや出演作の秘話などを語ってもらいました。
――2017年8月に『週刊プレイボーイ』(集英社)の表紙と巻頭グラビアで芸能界デビューされました。
華村 同じ年の2月に原宿に遊びに来たときにスカウトされたんですよ。初めて来た原宿で「これが東京かぁ〜」って思っていたところに(突然、声をかけられて)疑っちゃって、ひたすら拒否ってました(笑)。
――それが普通ですよ。怪しい勧誘じゃないかと思っちゃいますよね。
華村 帰宅してから母に、こんなことがあったよって報告したんです。そうしたら、次の日アルバイトから帰ってきたら、母から「(事務所に)電話したよ〜」って言われて(笑)。
――ご両親に、芸能界入りを反対されたわけではなかったんですね。
華村 はい、不思議ですよね、特に反対はなかったんです。それで事務所に入ることになって、当時は短大1年生だったんですが、中退しまして。まだ、お仕事は何も決まっていなかったんですけど(笑)。
――短大を中退しちゃったんですか!?
華村 はい、事務所の方は“短大をやめなくていいよ”って言ってくださったんですけど。私は以前から何かを両立させるっていうのができないんですよ。一つのことに集中しないと、できないタイプなんです。そのとき母に、「大学は何歳でも入り直せるけど、この世界はたぶん、こういうチャンスを逃したら二度とないだろうから、やってみたら」という言葉に背中を押されたんです。自分も興味があったので、それでやってみようって。
――芸能界で生きていく覚悟を決めたんですね。ちなみに短大では、なんの勉強をしていたんですか?
華村 CA(客室乗務員)になるための勉強をしていました。
――う〜ん、CAとして活躍する華村さんを拝めなかったのは残念でした(笑)。芸能界では着実にステップアップされていますが、最初の仕事のグラビアは、どうでした?
華村 やっぱり、抵抗や恥ずかしさはありましたね。このとき撮っていただいた表紙の表情が、すごく笑えていなくて(笑)。
――ご両親も、ご覧になったかと思いますが?
華村 家族からは「お母さんたちが知っている明日香じゃないなぁって思ったよ」って言われて。髪をアップにしていたからかな。