小室哲哉
小室哲哉

 1989年から2019年の30年間、いま振り返れば様々な芸能人がテレビに出ていた。平成のテレビ史に残るスターたちはこの30年間で一体いくら稼いだのか?

 バブルから不況を経て、いまも生き残る芸能人たちの平成懐事情を探る!!

◾️アーティスト部門TOP1

小室哲哉

平成30年間で稼いだ推定額

109億3265万円

CDの利益率とカラオケブームで時代の寵児に!

 まさにケタ違いの100億越え。安室奈美恵華原朋美、TRF、篠原涼子、globeなど、のちに小室ファミリーと呼ばれる多数のアーティストをプロデュース。立て続けにミリオンセラーやヒット曲を世に輩出したのはご周知の通り。「小室がもっとも活躍した1994年から1999年はCDが一番売れた時期なんです。CDは利益率が高く、いまの音楽配信の利益率とは比べものにならない。さらにカラオケブームも相まって、小室の手掛けた曲を多くの人が歌ったことで莫大なカラオケ印税も入っていました」(音楽関係者)

 平成という時代に愛された天才アーティストだ。

◾️アーティスト部門TOP2

宇多田ヒカル

平成30年間で稼いだ推定額

76億123万円

当時17歳の少女が長者番付の1位になった1999年……

 1998年、当時15歳でデビューするや瞬く間に一流アーティストに。ファーストアルバム『First Love』(1999年)は累積売上765万枚で日本国内のアルバムセールス歴代1位を記録した。「実際、1999年の長者番付では芸能人全般で堂々たる1位。当時17歳の宇多田が1年で7億円以上を稼いでしまったんです」(音楽関係者)

 宇多田は自身で作詞・作曲も手掛けていたため、印税収入は莫大なものになったのだ。

  1. 1
  2. 2