48グループの星たち
AKB48ドラフト2期生の「ひーわたん」こと樋渡結依は2015年5月から2019年11月まで約4年半の間、AKB48のメンバーとして活動した。その活動の軌跡を簡単に振り返っていく。
■グループ加入前はキッズモデルとして活躍
樋渡結依は2000年4月30日、埼玉県出身。幼少の頃からキッズモデル、タレントとしてCMに多数出演していた。6~7歳の頃に出演したCMでは今につながる美しさとかわいらしさをすでに十分発揮していた。ちょうどAKB48が秋葉原で産声を上げた頃のことだ。
小学校に入った樋渡は当時の人気ドラマ『アンフェア』(フジテレビ系)で篠原涼子の娘役をしていた向井地美音が同じ学校の先輩だということを知る。まだ2人ともAKB48とは関りがない。
2010年ドラマ『マジすか学園』(テレビ東京系)放送スタート。『ヘビーローテーション』もこの年に生まれた。当時の小学生にとってAKB48は手の届かないあこがれの存在だったに違いない。樋渡も例外ではなかった。年齢的に子役を卒業するタイミングで向井地美音同様いったん芸能の世界を離れることになった。
向井地は中学生時代、AKB48の歌に救われたという。樋渡はバラエティ番組に熱中し、『AKBINGO!』(日本テレビ系)やNMB48が出演していた『NMB48 げいにん!』(日本テレビ系)を見て、面白い人にあこがれ、「ポスト山田菜々オーディション」を受けるも最終審査で落ちてしまう。14歳のときである。