美人女子プロレスラーとしてリングはおろかテレビ、雑誌などでも旋風を巻き起こした彼女が、レスラー時代の裏話や恋愛の秘密など、大胆告白!
――伝説の美女レスラーとして、活躍していたキューティー鈴木さん。98年に引退して20年以上たった今でも、お美しい!
キューティー ありがとうございます。もう50歳になったんですけど、そう言っていただくとうれしいですね。でも、昔と精神年齢はあまり変わっていない気がしちゃうんです。自分でも、デビューから30年以上たったなんて、信じられないくらい(笑)。
――デビューと言えば、キューティーさんが、女子プロレスに飛び込んだきっかけは?
キューティー もともと女子プロレスが好きで、ビューティー・ペアなんかは泣きながら応援してたくらいハマっていたんです。一番好きだったのは、大森ゆかりさんでしたね。格好よくて、強くてキレイで……。
――それで、女子プロレスラーになることを決意したんですね。
キューティー 最初は全女(全日本女子プロレス)の入団テストを受けたんですよ。でも、私はそのテストでは不合格になってしまったんです。
――キューティーさんが落ちてしまったんですか!
キューティー 受験生も2000人くらいいたそうですからね。そういえば、北斗晶さんも同じ入団テストを受けて、体も大きかったし別格のような雰囲気を出していました。
――北斗さんと同期になった可能性もあったんですね。
キューティー でも、私は落ちてしまったので。それでいったんは高校に進学したんですが、その1年後にジャパン女子プロレスができたので受けたんです。
――そこからキューティーさんの女子プロレス人生が始まったわけですね。
キューティー 入門当初は、先輩にナンシー久美さん、ジャッキー佐藤さん、神取忍さんや風間ルミさんがいて怖かったですよ。別に何かをされたわけではないんですけど、もうとにかく雰囲気から恐ろしかった(笑)。
――キューティー鈴木というリングネームはどうやって決めたんでしょう?
キューティー 実は、秋元康先生がつけてくれたんですよ。でも、最初は会社の人に、かわいすぎる気がして「キューティーなんて嫌」って言ったんです。
――キューティーさんがキューティーではなかった可能性があったんですね!
キューティー でも、他の候補が「アップル鈴木」とか「キウイ鈴木」だったんで、結局、キューティーにしましたけど(笑)。