■本家の圧倒的スケール感!

 ストーリーに対する評価が低い一方で、「ジロとカイの顔面と肉体を拝むためだけのドラマ」や「ケンティーと平野くんの裸を堪能するだけのドラマ」といったコメントが見られる。

「これまでに何度か出てきた平野と中島が上半身裸になるシーンは好評だといいます。そのため、視聴率が下がり続けるようなら、こうした裸シーンを増やすしかない、と一部では報じられましたよね。

 しかし、その裸シーンついても“否”の声もけっこうあり、“最初から最後まで裸なの?『はじめ人間ギャートルズ』かよ”“BLでもするの?”などネット上では否定的な意見も上がっています。無闇に増やしたら、さらなる視聴者離れにつながってしまうかもしれませんね」(前出のワイドショー関係者)

『未満警察』は、韓国で2017年に公開された映画『ミッドナイト・ランナー』が下敷きになっている。肉体美は“本家”でも健在。むしろもっと“すごい”というのだ。

「韓国版でも、主演であるパク・ソジュン(31)とカン・ハヌル(30)が上半身裸になるシーンがありますが、2人は平野と中島とは身長からして違います。パク・ソジュンは185cm、カン・ハヌルも180cmでガタイもよく大柄なのですが、平野は171cm、中島も176cmと本家に比べてスケールが小さく、華奢です。そうなると、肉体美がすごいとしても、本家に比べると見劣りしてしまいますよね」(女性誌記者)

 裸だけでなく、こんな声も寄せられている。

「日本版で評判の良くないストーリーについても、“今やってる『未満警察』はなんかなあって感じだけど韓国版はかなり良かった!”や“ミッドナイトランナーは韓国の方がすごいリアル”といった意見があります。

 韓国版は、1月に放送されたジャニーズの先輩・木村拓哉(47)主演のドラマ『教場』(フジテレビ系)にあったような、視聴者もこわばってしまうほどの緊迫感のあるシーンと、小ボケを挟んだコメディタッチのシーンの抑揚がしっかりしていました。しかし、日本版は“毎回ゆるい”といった声があるように、締りが今ひとつ足りないんです」(前同)

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