9月3日、74歳にして人生初のツイッターアカウントを開設して話題となっているタレントの堺正章。2020年現在でも、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)や『THEカラオケ★バトル』(テレビ東京系)など、バラエティ番組の大物MCとして活躍している。
しかし、芸能界デビュー当時の16歳の頃はバンド『ザ・スパイダース』でボーカルを務め、70~90年代にかけて俳優、司会、コメディアンとして、数多くの作品に出演してきた。
そんな堺の代表作は、現在でも圧倒的人気を誇っているという。
「『西遊記』です。1978年~80年の2年間、半年ほどの間を開けてパート1、2で放送されていました。斉天大聖・孫悟空を若かりし頃の堺さんが熱演し、大ヒット作となりました。黄金期のNHK大河ドラマの裏番組だったにもかかわらず、平均視聴率19.5%、最終回は最高視聴率27.4%を記録したことからも、当時の人気ぶりが分かります」(専門誌記者)
『西遊記』は、「天竺(インド)にあるありがたいお経を得るべく旅を続ける玄奘三蔵法師と、その弟子で妖怪の孫悟空、猪八戒、沙悟浄の3匹による冒険物語」で、ドラマでは1話完結でいろいろな街を訪れ、妖怪から人間関係まであらゆるドタバタに立ち向かっていく王道の冒険活劇として、広く知られている。
主題歌はゴダイゴの『Monkey Magic』。ドラマ本編は知らなくても、一度は耳にしたことがあるはずの超有名な曲だ。