日向坂46影山優佳が本気で語るサッカー愛「複数視点」はグループアイドルにいるからこそ!?の画像
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テレビの中の女たちvol.19 影山優佳

 日向坂46の影山優佳が、7月18日に放送されたサッカー番組『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系)に出演していた。

「普段私、最後までサッカーの話を聞いてもらえることがないので」

 そう切り出して始まったトークで、彼女はそのサッカーへの愛と熱を語りに語った。

 コナー・コーディ、ルイス・エンリケ、アストン・ヴィラ、リーズ・ユナイテッド、マルセロ・ビエルサ、ジョゼップ・グアルディオラ――。彼女の口からは次々と人名やチーム名が出てくる。サッカーの世界をまったく知らない私にはまったくわからない。それがサッカーファンにどれだけ知られている名前なのかすら見当がつかない。

 けれど、芸能界でも有数のサッカー好きとして知られる番組MCの勝村政信と、元サッカー選手の北澤豪が、出てくる名前に逐一「そこを出してくるか」という感じで驚いているのだから、その知識は一朝一夕で身につけたものではない“本物”なのだろう。

「あえてメッシ」みたいなのはハッタリでも言える。「そこを出してくるか」という感想を引き出すためには、「そこ」の周囲にある膨大な固有名詞とその関係を理解しておく必要がある。

 今回の出演で印象的だったのは、影山がサッカーをさまざまな視点で語っていたことだ。まず、ピッチ全体を俯瞰で見るコアなサッカーファンとしての視点。サッカーの戦略分析を趣味とする彼女は、ボールを持っていない選手の動きも含めてサッカーを観戦する。いま注目のJリーガーは横浜F・マリノスの和田拓也選手だという影山は、彼の良さをこう語った。

「スペースを潰しに行ってたりとか、あとは味方選手のパスの選択肢を増やしてあげてるとか、そういうプレーをしてる」

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