■黒歴史その2:ライブもCD売り上げもイマイチだった時期

 スケスケ衣装と違い、笑えないのがコンサートの苦い思い出だ。ジャニーズのコンサートといえば、「チケットは争奪戦で満席は当たり前」というイメージがある。ましてや、ジャニーズでもトップクラスの人気グループの嵐。昔から、さぞ大盛況だったのだろう……と思いきや、19年6月29日の『SONGS』(NHK)や同年9月28日の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で、黒歴史を明らかにした。

「『SONGS』では相葉雅紀(37)が当時を振り返り、“(スタッフが客席の)上の方をシートで覆ってくれていて、多分お客さんが入っていないんですけど、そこはもともとなかった席ですよ、みたいな感じにしてくれている”と、観客がまばらだったことに危機感を抱いていたことを話していたほか、『嵐にしやがれ』では松本が、異例の方法でCDを売っていたことをバラしています」(専門誌記者)

 松本は「異例中の異例」「オリコン1位が取れないかもしれない。どうにかしろって流れで……」と、05年のシングル『WISH』が出たころまで、4回も握手会イベントを開いていたことを明かしているのだ。

「当時、“嵐が握手会をした”という話題が、ほとんどニュースにならなかったあたり、人気のなさがよく分かります。ちなみに、『WISH』の少し前に発売され、嵐を脅かしたのが、あの修二と彰の『青春アミーゴ』です」(前同)

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