■大河ドラマの慶喜=モックン、という風潮

 98年に放送されたNHK大河ドラマ『徳川慶喜』で主人公の慶喜を演じたのは、80年代にシブがき隊で一世を風靡したモックンこと本木雅弘(55)だ。89年にジャニーズを退所しており、草なぎとは「辞めジャニ」という共通点もある。

「本木演じる慶喜はクールで聡明、策謀にも長けたキャラクターとして表現されていて、本木のポーカーフェイスが非常に高評価でした。主演だったこともあり、いまだに“大河ドラマの慶喜=本木”という印象が強いんですよ。

 ちなみに、草なぎとは、18年3月18日に放送を開始した、サントリーの『伊右衛門』CMで共演したことがあるほか、意外な接点があることをCM開始と同日に行われた記者発表会で明かしています」(専門誌記者)

 草なぎは埼玉県春日部市出身だが、本木の叔父も春日部で青果店をやっていて、当時小学生の草なぎはその店の常連だった。顔が本木に似ていて地元でも「親戚では?」とウワサされていたのだが、草なぎが共演した際に、本木に確認をしたところ事実だったのだ。

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