3月8日、フジテレビが春の改編会見を行い、バラエティ番組『ダウンタウンなう』(金曜21時55分~)の終了を発表。後番組は、同番組のコーナーだった『人志松本の酒のツマミになる話』になる。
フジテレビの編成部長は『ダウンタウンなう』終了と『ツマミになる話』のレギュラー化について、「コロナ禍でお店におうかがいする『本音ではしご酒』が難しいというのが1つのきっかけ。最近の1つの企画として放送して非常に好評ということで、今後、満を持してレギュラー化します」と説明している。
『ダウンタウンなう』のレギュラーだった坂上忍(53)、ダウンタウンの浜田雅功(57)は降板し、新番組には松本人志(57)1人がMCとして残る。
「フジテレビにしてみれば、坂上さんを番組から切ることができる、というのは制作費削減という観点から考えると非常に大きい。坂上さんは『バイキング』(フジテレビ系)を人気番組にした功労者として、フジテレビの“帝王”と呼ばれる存在ですから、当然ギャラも高額です。
ただ、今テレビ各局は、坂上さんのような若者に訴求力のない“おじさんタレント”をどんどん切っていきたいという意向ですからね。代わりに13~49歳の“コア層”と呼ばれる若年層に見てもらえるような番組作り、タレントを起用することが当たり前になってきています」(制作会社関係者)