出川哲朗「首以外の骨は全部骨折」「テレビカメラが一番効く薬」リアルガチなプロ根性の画像
出川哲朗

 5月26日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)で、出川哲朗(57)が先輩芸人としてオードリーの2人に送ったアドバイスに注目が集まった。

 番組の大ファンだという出川は、同番組が深夜枠で放送されていた頃から『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で「一番面白いバラエティ番組」だと熱弁しており、今回登場した出川は「俺を呼ぶのが遅い!」と抗議していた。

 還暦目前ながら、未だに若手と同じように体を張り続けるベテランリアクション芸人の出川に、オードリーの若林正恭(42)は「ずーと過激じゃないですか、出川さんがやってることって」「俺ら40でも、いやちょっともう怖いな、体って思うんですよ」と感心した。これに出川は「腰もやっちゃってるし、よく言うけど首の骨以外の骨は全部折ってきたのよ」と、これまで過酷な収録で多くの怪我をしてきたと告白。

 出川は「でもかっこつけるわけじゃなく、痛いときとかもテレビカメラが回ってる瞬間だけ痛みがなくなるのよね」「だからどんな痛み止めよりもテレビカメラって一番効く薬」と名言を放った。また出川は、ヘルニアの手術を控えて車イス移動だった時期も「本番だけ立ち上がって前日までロケやっていたから」と、手術前にもかかわらず仕事をしていたと語った。

 今でこそ芸人やタレントがケガをすれば、すぐにネットニュースになるが、出川が若手だった頃は、ケガをしたと自分からは言えず、ケガをしても自己責任だったという。当時は撮影前のシミュレーションも芸人自らがやっており、出川は空中ブランコのシミュレーションで落下時にアバラ骨を折ってしまったが、それを言うと本番に出られないため「スタッフに内緒にしてグルグルに巻いて本番やった」と当時を振り返った。

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