東出昌大と唐田えりか「永久に忘れられない」不倫のはじまり傑作『寝ても覚めても』の画像
唐田えりか、東出昌大

 濱口竜介監督が、第74回カンヌ国際映画祭で快挙を達成した。作家・村上春樹の短編小説が原作で、西島秀俊(50)が主演した映画『ドライブ・マイ・カー』が、日本映画として初めて脚本賞を受賞。また、独立賞である国際映画批評家連盟賞とAFCAE賞、エキュメニカル審査員賞も受賞し、カンヌ4冠の偉業を成し遂げたのだ。

「改めて、実力が世界的に評価された、非常におめでたい話です。しかし、この快挙を報じる多くの記事で“18年公開の映画『寝ても覚めても』の濱口監督”として紹介されているのは、ちょっと複雑かもしれません。『寝ても覚めても』は、いまや主演した東出昌大(33)とヒロインの唐田えりか(23)の“3年ゲス不倫”のきっかけとなった映画として認識する人が多いですからね。

 ちなみに、昨年3月10日発売の『FLASH』(光文社)では、“東出が、世界的な作家・村上春樹の小説が原作の映画から降板することになった”という報道がありました。東出の事務所や映画製作会社は取材に対し事実関係を否定していますが、『FLASH』の記事では、製作の現場はそうとう混乱していると書かれていました」(映画ライター)

『寝ても覚めても』は、インディーズ作品で実績を積んでいた濱口監督にとって初の商業映画。東出は1人2役、唐田は初挑戦とは思えない大胆なキスシーンなどが評価されていて、当時は「この作品で唐田もブレイク間違いなし!」という雰囲気だった。

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