7月15日付の『文春オンライン』が、お笑い界の大御所・上沼恵美子(66)の独占インタビューを掲載。昨年7月24日に『快傑えみちゃんねる』(ABCテレビ)が、突如最終回を迎えた話や、審査員を務める『M-1グランプリ』、お気に入りの芸人などについて語った。
「上沼の『えみちゃんねる』については、コロナ禍で観客を入れてトークを展開するというスタイルが取れなくなったことで、彼女の持ち味を生かせなくなったのも理由の1つと言われていましたが、7月6日に映画『キネマの神様』の先行上映会に出席した際に“終わり方がものすごい失礼な局の対応で。それが腹立ってね。去年の7月でして。急に言われて、大体、(改編前の)9月までやらないいかんのですけど、やったれへんかったんですよ”と明かしていました」(女性誌記者)
この一件について、今回のインタビューでは、コロナ禍でメンタルが弱っていたことも込みで「はっきりいって人生でいちばん傷ついた出来事でした」としていた上沼。現在の収録環境についても、
「『クギズケ』や『こころ晴天』でも他の出演者と十分な距離をとるか、アクリル板を挟まないとトークできない。やり取りがスムーズにできないし、“間”がどうしてもくるってしまう。おしゃべりを生業にしてきた私にとって危機的状況です。
何より寂しいのは、テレビ局のスタジオに観覧のお客さんがいないこと。寄席や劇場に出ない私にとって、生の反応を感じられるのはスタジオしかありません」
と嘆いていた。