「霜降り明星、チョコレートプラネット、ハナコなどの人気芸人が出演するフジテレビ系のバラエティ番組『新しいカギ』(金曜20時)が、10月から土曜19時に引っ越すことになるようです。
金曜20時には『沸騰ワード10』(日本テレビ系)や『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)といった強力なライバルがいますからね」(制作会社関係者)
4月のスタート時には「フジテレビが社運を賭けている」とまで言われた『新しいカギ』だが、現在まで視聴率は全く振るっていない。
7月16日の『新しいカギ』の世帯視聴率は5.8%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、コア視聴率は3.9%だった。同日、日本テレビでは『バスケットボール日本代表強化試合 日本代表 vs. ベルギー代表』の中継があったため『沸騰ワード』の放送はなかった。
「しかし、前週の7月9日『沸騰ワード 夏到来2時間SP』の世帯視聴率は10.7%、コア視聴率は5.1%でした。番組スタート以来、『新しいカギ』は『沸騰ワード』に完敗してるんです。ただ、土曜19時に移動するというのはそれだけが理由ではないでしょう。
『新しいカギ』には小さな子ども向けのコントも多い。そのため、土曜の19時という早い時間帯引っ越して、子どもの親も含めてファミリーで見てもらおうという意向もあるのではないでしょうか」(前同)
芸能プロ関係者は「もう1つ大きな理由があるようです」と話し、こう続ける。
「10月からTBSの金曜20時枠では『ぴったんこカンカン』に代わって、『ザ・ベストワン』がレギュラー番組としてスタートするんです。この番組の影響も大きいでしょうね」