■東京五輪“便乗”で芸能人が結婚・離婚するワケ

 コロナ禍での開催、開会式演出サイドのゴタゴタなど、開幕前は物議を醸した東京五輪だが、開会式の平均世帯視聴率は56.4%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と多くの人が注目していることが明らかになった。また、日本勢のメダルラッシュで、列島は連日熱狂している。

「7月27日のソフトボール決勝も、23.0%と通常の番組では絶対に取ることができないような世帯視聴率を記録しています。世帯視聴率なので見ているのはシニア層も多く見ているのでしょうが、おそらく家族で応援している家庭が多いのではないでしょうか。

 情報番組やワイドショーの多くが五輪開催に疑問を呈していましたが、ふたを開けてみれば、特に舌鋒鋭く五輪開催を批判していた『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)の玉川徹氏(58)も手のひらを返したように五輪の結果に一喜一憂。ツイッターでは“手のひら返し”がトレンド入りするほどでした。

 ワイドショーの話題は五輪一色。一方で、芸能ニュースのボリュームが激減しています。そのため、このタイミングを見計らって芸能人が駆け込むように結婚、離婚を発表しているといいますね」(前出の夕刊紙デスク)

 7月26日、三代目 J SOUL BROTHERS山下健二郎(36)とモデルで女優の朝比奈彩(27)が電撃結婚を発表。翌27日、山下は火曜メインパーソナリティを務める『ZIP!』(日本テレビ系)に出演し、「私事で大変恐縮ですが、モデルで女優の朝比奈彩さんと結婚したことをご報告させていただきます」と生報告した。

 また、7月24日にはお笑いコンビ・アキナ山名文和(41)と吉本新喜劇の宇都宮まき(39)が大阪市内の区役所へ婚姻届を提出。2人は同日午前の生情報番組『せやねん!』(MBSテレビ)に出演して結婚を報告した。

 さらに、7月30日発売の『FRIDAY』(講談社)では、俳優の竹内涼真(28)と女優の三吉彩花(25)がゴールイン間近だとも伝えている。

 一方、五輪開幕式翌日の7月24日には、篠原涼子(47)と市村正親(72)が突如として離婚を発表。息子2人の親権は市村が持つことも明らかになった。

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