「ベッド破壊」「ハイテク驚嘆」「ウマすぎ食堂」…TikTok、インスタで暴かれた「東京オリンピック選手村」事件簿の画像
豊洲ぐるり公園から見た選手村(画像はフリー画像サイト『写真AC』より)

 7月23日に開会式を迎えた2020東京オリンピック。始まってみるとあっという間で、閉会式の8月8日まであっというまだった。

 その間、選手村ではさまざまな出来事があったが、来日当初の出来事として思い出されるのは「ベッド破壊事件」だろう。

「オリンピック選手村のベッドが段ボール製であることは、国内でも開催前から話題になっていましたが、野球競技のイスラエル代表のベンジャミン・ワンガーが7月26日に投稿したTikTok動画が海外で大いに話題となりました。

 これは、ワンガー選手とチームメイト8人が、順番にベッドの上に立って跳ぶ“耐久テスト”を行い、最終的にマットレスに同時に9人がジャンプしてベッドを壊してしまう、という動画で多くの海外メディアで報じられましたが、非難の声が多く、動画は削除されたほか《気分を害したことをおわびしたい》とメッセージを投稿していました」(スポーツ紙記者)

 その後、多くの選手が段ボールベッドは快適であることをTikTokを中心にアピール。また、ワンガー選手は、熱海市で発生した土石流の被災者の支援に向けて、ウェブサイトを通じて目標3000ドル(32万9625円)の寄付を呼び掛けたほか、自身もオリンピック開催国への感謝の気持ちを込めて、200ドル(2万1975円)を寄付したことが8月2日に『テレビ静岡』などで報じられたことで、わずかだが信頼は取り戻した。

「もう1つ、残念な事件としては“野外パーティ騒動”がありますね。8月3日付の『デイリー新潮』が写真付で報じていましたが、開会式から4、5日が過ぎた27日頃から毎晩、選手村の中の海に面した晴海埠頭公園のあたりで、一部選手たちがどんちゃん騒ぎを繰り返していたというんです」(前同)

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