■好感度が高かっただけにショックが大きい

 第2位は、ベッキー

 明るく優等生的なキャラクターを武器に、芸能界の第一線で活躍していたベッキー。当時は「女性タレントイメージ調査ランキング」でトップ、押しも押されもせぬお茶の間の人気者だった。しかし、2016年に『週刊文春』(文藝春秋)の“文春砲”により、当時既婚者だったゲスの極み乙女。川谷絵音との不倫が発覚。もともとベッキーは川谷のファンで、ライブや打ち上げに参加するうちに連絡を取り合い、深い仲になったという。

 記事が載った『週刊文春』の発売日に行った記者会見で、ベッキーは川谷とは友人関係だったと釈明。だが同誌は後日、会見前日に2人が交わしたLINEのやり取りを公開、ベッキーと川谷がスクープによって世間から認められるのではないかとはしゃぎ、「ありがとう文春」「センテンススプリング!」と盛り上がる様を続報したことで、これまで好感度の高かったベッキーが大炎上。これまで出演していたレギュラー番組を降板、一時芸能活動を自粛する事態にまで追い込まれた。報道から3か月後に芸能活動を復帰したベッキーは、2019年にプロ野球ジャイアンツ三軍野手総合コーチ片岡治大選手と結婚。翌年第一子を出産し、現在第二子を妊娠中で8月に出産予定だという。

 ベッキーを選んだ人からは「それまで好感度キャラで売っていたのでギャップが大きい。LINEのやり取りなどイメージが悪すぎた」(34歳/女性/主婦)、「清純、クリーンなイメージで不倫とは真逆の人だと思っていたから余計に嫌悪感を抱いた。裏の顔が見えたと思った」(29歳/女性/主婦)、「騙されてたとしても気づいた時点でやめないと、罪の深さは変わらない。相手の夫婦を壊して、今は自分だけ幸せになった感じ」(29歳/女性/総務・人事・事務)、「被害者みたいな顔をしている。最近の開き直りも言い訳っぽくて嫌」(35歳/女性/デザイン関係)など、やはり以前とのイメージの落差を挙げる人が多かった。

 そして第1位は、元モーニング娘。矢口真里

 矢口といえば、モーニング娘。の第2期メンバーとしてグループの最盛期を支えた存在。2005年にグループを卒業してからは、タレントとしてさまざまなバラエティ番組にひっぱりだこだった。2011年に中村昌也と結婚し、公私ともに順調だった矢口だが、2013年に当時モデルだった男性と不倫していたことが複数の週刊誌によって判明。

 発覚当時、中村は外出しており、その隙に矢口は不倫相手を自宅に招いて不貞行為に及んでいたという。行為の最中に中村が帰宅し、焦った矢口は不倫相手をクローゼットに隠すが、すぐに見つかってしまい、不倫相手は全裸で土下座させられたと報じられた。元アイドルの自宅“クローゼット不倫”という衝撃ニュースは世間を驚かせ、矢口は芸能活動を無期限休止。約1年5か月後に活動復帰、2018年に不倫相手だった男性と結婚し、翌年に第一子を出産。今年5月には、自身のYouTubeで第二子の妊娠を発表した。

 矢口を選んだ人からは、「好きだったのでショックだった。自宅に招いて不倫していたというのが許せない。不倫はどのみち許せないが、最低限外でするべき」(25歳/女性/学生・フリーター)、「見つかり方がエグい。状況がありえなすぎた」(26歳/女性/学生・フリーター)、「旦那さんが不憫すぎた。夫婦の家、ましてや寝室に入れるのは考えられないと思った」(27歳/女性/主婦)、「自分が旦那だったら耐えられない。離婚後にネタみたいにしていたのもどうかと思うから」(39歳/女性/主婦)など、自宅での不倫を挙げる人がほとんどだった。

 不倫自体の嫌悪感はもちろん、それまでのイメージとのギャップでよりショックを受ける人が多かった。

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