ダウンタウンの松本人志（５７）が、８月１５日放送の『ワイドナショー』（フジテレビ系）で、野球評論家の張本勲氏（８１）が『サンデーモーニング』（ＴＢＳ系）内で放った女子ボクサーに対する不適切な発言に苦言を呈した。
張本氏は８月８日放送の『サンデーモーニング』で、東京五輪女子ボクシングフェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈選手（２１）に対し、「女性でも殴り合い好きな人がいるんだね。見ててどうするのかな？」「嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合って。こんな競技、好きな人がいるんだ」と発言。
これを受けて８月１１日、日本ボクシング連盟はＴＢＳに抗議文を提出。同局や張本氏は翌１２日、連盟に謝罪文を送付していた。
張本氏は謝罪文の中で「入江選手の快挙を称えると共に、自分も金メダルを取れるのではと思って、ボクシングをやる女性が増えてほしいということを本当は言いたかったのです。言葉足らずで反省しています」という言葉を寄せていた。
これについて松本は「今回の言い訳というか、これはスゴいな～と。発明やなと思った。これが許されるなら何を言ってもいいですよね」と指摘。
さらに「ボロクソ何を言おうが、それでまた怒られたら“本当はあれは真逆の意味で言っている”とか“言葉足らずですみません”で、全部いけちゃう万能の言葉やな」と、皮肉たっぷりにコメントした。
「確かに、張本さんの“言い訳”はあり得ない、普通の社会なら絶対に通らないものです。でも、世間も“もう張本さんだから仕方ない”雰囲気でしたよね。そんな中、松本さんは張本さんの“ありえない謝罪文”に対して強烈な皮肉を込めてツッコミを入れたわけです。今回の張本さん、『サンデーモーニング』の対応には番組共演者からも疑問の声が上がりましたね」（制作会社関係者）
