「2021年の『キングオブコント』はまさに過去最高、というレベルの高さ。優勝した空気階段も、これから激売れすることは必至ですね。多くの人の心に残る、歴史的なイベントになったのではないでしょうか」(専門誌ライター)
10月2日にTBSで放送され、『キングオブコント』で締めくくられた8時間生放送の超大型特番『お笑いの日』。総合司会をダウンタウンの2人が務めることで、事前から大いに盛り上がりを見せていたが、なかでも話題になっていたのが、お笑いコンビくりぃむしちゅー有田哲平(50)とダウンタウンの共演だった。
「05年の『史上空前!! 笑いの祭典ザ・ドリームマッチ2005』以来16年ぶりの共演、として盛り上げていましたね。また、当日の番組内では、さらに「ダウンタウンと共演NG疑惑」が出ている芸人について言及する場面があったんです」(前同)
TBSの野村彩也子アナウンサー(24)が、有田に対してダウンタウン、特に松本人志(58)との関係について“ちょっといいですか? こちらも共演NGなんですか?”と質問をしたところ
有田は、
「我々ですか? ぼくらは爆笑問題とは違うから」
と答え、松本は
「共演NGはあの、とんねるずだけなんで」
と、どちらもダウンタウンとの共演NGだとされていたコンビの名前を出した。
爆笑問題とダウンタウンは、太田光(56)が、20年以上前に雑誌で松本のファッションを批判した結果、松本が激怒してコンビを呼び出し土下座するか、引退するか、パイプ椅子で殴られるか迫ったという逸話があり、実際に松本と太田は14年の『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の最終回でしか共演していなかった。
しかし、2021年8月28日放送のフジテレビ系大型特番『FNSラフ&ミュージック 歌と笑いの祭典』(フジテレビ系)第1夜の大トリに爆笑問題が出演し、「松ちゃん見てる~?」「共演NG!」「太田、動きまーす!」と、漫才で大暴走しながらも、漫才後に登場したスタジオでガッツリと松本とトーク。かつての因縁をネタに昇華し、番組を大いに盛り上げた。